香港・マカオ4泊5日旅行 その1 香港空港からフェリーでマカオへ、カジノホテル散策
年始に4泊5日で香港とマカオに行ってきました。
香港は2年前にネパールへ行った時に経由地だったので、1日過ごし観光しましたが、色々と楽しかったので、もう少し時間を過ごしたいとの思いが残り、再訪です。
20年ほど前にも香港・マカオへは行った事がありました。香港がイギリスから(1997年)、マカオがポルトガル(1999年)から中国に返還され特別行政区になる直前でした。さすがに20年経つと色々と変わっているでしょうか。
今回は貯まっていたANAのマイルを使って行きました。1人あたり羽田-香港往復のエコノミーで20000マイル(ローシーズン+ハイシーズン)とかなりお得でした。
旅行は2泊マカオ、2泊香港の予定です。
久々のANAの国際線ですが、機内のエンターテイメントの機器のレベルが高く、退屈しなかったのですが、機内食がイマイチでした。味が無くて、妙に暖かいチラシ寿司、一昔前のような蕎麦の小鉢など。。。
香港空港からフェリーでマカオへ
香港空港から直接マカオへフェリーで行けるとの事でトライしてみました。
香港空港のイミグレーションを通る事なく、日本でチェックインした荷物もフェリーのスタッフがピックアップして、フェリーに載せてマカオに運んでくれて、マカオで受け取れるとの事でかなり便利なサービスです。
フェリーのチケットも事前にネットで購入しました。Cotai Water Jetの通常クラスで片道HK$254(3,400円程)。マカオでもフェリーターミナルは2つありますが、こちらはメインのマカオターミナルでは無く、近年に開発されたカジノ付きのリゾートホテルが多いタイパターミナル行きです。今回泊まるホテルに近くちょうど良いです。
香港空港から直接マカオ行きフェリーに時は、荷物をチェックインしている場合はフェリーの出発の時間の1時間前までに、チェックイン荷物が無い場合は30分前までにフェリーカウンターへ、がルールです。
フライトの着く時間からフェリー出発まで1時間20分あったので、大丈夫かなと思いチケットを買いました。
なお、フェリー会社は2つ。Cotai Water JetとTurbojet。値段は一緒なので、時間によって選べば良いのでは、と思います。
Turbojetは日本語のページもあります。
日本からのフライトは5分遅れで到着。ドアを出るまで15分。また、到着したゲートからフェリーまでが遠く、フェリーのカウンターには予約したフェリーの50分前に到着。
どうかなと思っていましたが、間に合わず、もう無理、との事で、次のフェリーに変えてもらいました。
フェリーの数が元々少なく、残念ながら空港内で2時間待ちになりました。
なお、フェリーのチケットは香港空港のフェリーカウンターでも簡単に購入出来ますし、フェリーは空いていました。
今回はウェブで購入していたとの事で、ちょっと良い事がありました。チケットを交換した際に席をアップグレードしてもらえました。
香港空港で行動できる範囲には薬局、コンビニにレストランが2軒。その中の中華のお店でランチにしました。
Spicy Mixian w/Shrimp Wonton
ちょっとしか写っていませんが、小さな器に入ってくるちょっと辛い高菜の様な発酵調味料をスープに入れて食べます。この調味料を入れないと味が無いのですが、適度に混ぜて食べるとちょうど良い辛さで、食がすすみます。海老ワンタンもプリッとして美味しいです。
Congee w/Shrimp, Fish, BBQ Pork - Fried Noodles - Chinese Tea
もう一つのオススメのコンビネーション。お粥と焼きそばを合わせるのはよくわかりません。お粥は中に色々な具が入っていて、優しい味です。
フリーのWifiがあったので、色々と調べつつフェリーの時間を待ちます。
そうこうしている内にフェリーの時間になりました。フェリーは2階がファーストクラスです。
ファーストクラスは軽食と飲み物のサービスがあります。
マカオのタイパターミナルまでは65分です。
船内もWifiが使えました。なお、香港マカオではほとんどの乗り物、公共の場所でフリーのWifiがありました。
入国審査はすぐに終わりました。ターミナルを出ると各ホテルへの無料の巡回バスが並んでいます。
かなりの間隔でバスが出ているらしく、すぐに出発。
ホテル Broadway Macau
泊まったのはHotels.comで予約したBroadway Macau。
有数のカジノリゾートGalaxy Macauのすぐ横にある小さめのホテルです。Galaxy Macauのグループだそうです。
チェックインは2Fのフロントで。ちょっと待たせられました。
外見は他に比べると豪華ではありませんが、とはいえ、室内はかなり良い感じです。
Broadway Macauには観光客向けに飲食店、屋台街があります。結構賑わっていました。
なんと金魚すくいがありました。
カジノホテル散策
Broadway MacauからGalaxy Macau経由でThe Venetianへ向かいます。ブランド中心のショッピングモールがひたすら続きます。
Galaxy Macauの玄関はかなり豪華。
Galaxy Macauはかなり大きな建物がゴールドに光っていて、凄い、の一言。
少し外の道を通り、ベニス風テーマのThe Venetianへ。ホテル同士が繋がってくれているといいのですが。
一応巡回バス、タクシー等ありますが、あまりに行列が長くて並ぶ気が起きませんでした。
The Venetianも内部にはショッピングモールが並びます。こちらはベニス風に中に運河があり、観光用ゴンドラがあります。こちらはもう少しお手頃な店が並びます。
The Venetianからまた少し外を歩いて、The Parisianへ。びっくりするほど豪華なエントランスホールです。 噴水に中世の教会の様な天井絵(風)。
外にはエッフェル塔(のレプリカ)があります。
ライトアップが綺麗です。
かなり時間がかかりましたが、歩いてホテルに戻りました。
梓記牛什でディナー
Broadway Macauの飲食店街でディナーにします。牛内蔵の煮込みで70年続いている名店が出した店、梓記牛什です。
こちらは調理場の風景。大きな寸胴鍋で牛の内蔵を煮込んでいます。
こちらがメニュー。 メインは牛の内蔵の煮込み、Beef Offalsです。
色々とバラエティーがありましたが、Beef Offals with Turnip、牛内蔵とカブの煮込みにしました。
マスタードとチリソースが一緒に出てきました。
色々な牛の内臓の部位とカブが入っています。牛のスープでじっくり煮込まれたモツとほっくりとしたカブが最高です。上品な洋風おでんのような印象。
チリソースをモツに漬けるとさらに味が際立ちます。これは絶品です。
もう一品はNoodle in Soup with Beef Tendon and Brisket。牛の筋肉と肩バラ肉の牛スープ麺。
柔らかく煮込まれた牛肉。
ディナーの後は世界最大級のカジノGalaxy Macauで少し遊びました。マカオのカジノはほとんどバカラですね。なかなか慣れません。
マシンで少し時間を過ごしで退散しました。
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東京ドームのふるさと祭り2017に行ってきました。
東京ドームで開催している日本各地の料理の祭典、ふるさと祭りに行ってきました。1月15日(日)まで開催しています。
2009年から開催しているふるさと祭り。来訪は2015年、2016年に続いて3回目です。
雨の三連休の中日。3時過ぎに到着しました。休日は会場は21時までオープンしています。
例年通り凄い人混みです。
まずは飲み物をゲット。大分の二階堂でやつがいロック(600円)。たっぷり注いでくれました。
最初の食べ物は石川県のコーナーの七尾の能登ふぐのにぎり。
ふぐ、かに、甘エビの3貫セットです。
ふぐのにぎりは意外に普通でしたが、蟹が絶妙でした。
次は例年開催している全国ご当地どんぶり選手権へ。
1杯500円でミニどんぶりが食べられます。他もそうですが、基本的にこのイベントの食べ物は高めです。
過去2年で食べたものが多いです。新しいのは少ないです。
熊本のあか牛炙り丼にします。
阿蘇のあか牛を牛肉を炙ったものとすじ煮込んだものにクリームソースと高菜を添えたもの。
悪くはないんでしょうが、ほんの少しだけなので、よくわからないままに終了です。
次は越前!蟹丼ぶり。
蟹の身と蟹味噌がたっぷりの丼です。これは美味しいです。蟹の風味たっぷり。
悪くはないですが、例年のランキング上位の丼(八戸銀サバトロづけ丼、かごしま黒豚三昧、十勝牛とろ丼など)が完璧すぎてかなわない感じです。
昨年、一昨年のふるさと祭りから。
八戸銀サバトロづけ丼
かごしま黒豚三昧
十勝牛とろ丼
次はすぐ近くの沖縄ブース。
マウンテン・マンゴープリンです。
890円とスイーツの値段?って感じですが、その価値ありの美味しさです。
となりは去年もあった群馬県高崎のコーナー。
高崎観音のレプリカもあります。
高崎パスタの店。
会場中ほどの長崎県の岩崎本舗のブース。長崎で有名な角煮まんじゅうをアレンジした白バーガーをいただきました。
悪くはないけど、せっかく良い牛肉を使っているのに、チーズの味が目立ってしまって邪魔してる感じがありました。
次はご当地激辛コロシアムへ。
なんか無理やり作ったみたいなメニューが多いです。
超高級牛肉で知られる栃木県大田原市のブースで激辛さんたからあげにします。
大田原市は40年代には唐辛子栽培が盛んだったそうですが、その後少なくなり、近年、地元の品として栽培しようとしているようです。
ずっと置いてあったせいか、油がまわっていて残念な味。唐辛子の味は少ししましたが、他の味がほとんどせず、よくわかりませんでした。トッピングの激辛ハラペーニョも全然辛くありませんでした。
次は絶品!逸品!ちょいのせ市場としてご飯に乗せる具を売っている一角へ。
ご飯は買わずに、具だけでも買えます。
味付けが濃く、臭みもなく食べやすいです。
ご飯のかわりに富士山のビール。
和歌山のとなりのブースは北海道士別。仔羊のステーキ山わさび添えにします。
ジューシーな仔羊のステーキが4切れ。噛んで行くと羊の旨味が感じられます。
ソースも完璧。これで300円とはCP最高です。
先日、松山に行って鯛めしを満喫しましたが、鯛めしも色々なバージョンがあるんですね。
柏崎の鯛茶漬けは鯛めし、なめろう、鯛の香り揚げを使った三位一体茶漬けとのことで、全国ご当地どんぶり選手権でグランプリを獲ったこともあるそうです。
こちらが鯛茶漬け。構成している具材の全てに鯛の風味があり、絶妙にあわさっていて、完璧です。いくらも綺麗だし、ちょうどよいですね。
こちらは青森のアップルジュース。
例年出ている夕刊フジの地酒のブース。
おすすめメニュー2杯で500円です。
最後は北海道阿寒湖からのアイヌ民芸喫茶ポロンノの出店。
アイヌ料理というと近年話題のコミック ゴールデンカムイのワイルドな料理を思い出しますが、こちらはもう少し現実的な料理です。
注文したのはエゾ鹿と季節の野菜のスープ、ユックオハウ。ほっこりとする美味しさです。
最後に札幌のチーズケーキラネージュでお土産を。ひたすら試食を勧めてきましたが、どれも美味しいです。
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愛媛県松山市街と内子に行ってきました
愛媛県道後温泉と松山市の2泊3日旅行の最後の記事は松山市内と古い町並が残る町内子の観光です。
旅行のメインの目的は道後温泉の山口晃さんのアートフェスティバル道後アート2016でした。
道後温泉で泊まったのはおもてなしの宿、道後やや。
道後温泉では商店街の店で鯛めしを頂きました。
旅行の2日目は松山市観光。
坊ちゃん列車
道後温泉駅から出ている、観光向けの坊ちゃん列車に乗りました。
夏目漱石が松山に住んでいた頃に走っていた電車の復元です。外観は復刻ですが、中身は石炭の蒸気の列車ではなくディーゼルエンジンです。
普通の市電は160円ですが、坊ちゃん列車は800円と、観光客用です。
事前のネット情報ではかなり前の時間に整理券をもらって、とのことでしたが、12月上旬の土曜日の昼ごろは発車時間5分前で乗れました。しかも、車内は半分ほどの客入り。
車内では昔の服装をした車掌さんが説明をしてくれます。
列車は松山市庁の前を通ります。
終点の松山市駅に着きました。
終点では車掌さんが手動で電車を回転させて折り返し運転に備える姿が見られます。こういうオペレーションは珍しいそうですが、結構大変そう。
坊ちゃん列車ミュージアム
松山市駅すぐ近くのスターバックス内の伊予鉄の坊ちゃん列車ミュージアムに行きました。訪問した前日にオープンしたばかりとのことで、列車の車内でアナウンスがありました。
館内はオープン直後で大混雑。中には伊予鉄の歴史の展示と古い坊ちゃん列車の模型が並びます。その時だけかと思いますが、プラレールの模型もありました。
銀天街
なお、観光客向けの店はほぼ無く、普通の商店街です。
アーケードのスーパーの魚売り場。瀬戸内海の小魚が安く売っていました。
アーケードの途中の人気の唐揚げやさん、とりからくん。かなり賑わっていました。
胸肉でちょっとぱさぱさしていましたが、町歩きのスナックにはちょうど良いです。
愛媛のみかんの店がありました。10種類以上のみかんがありました。ホテル道後ややのみかんバーで食べていたみかんが色々と揃っていました。
食べ比べするとわかりますが、甘いのも、酸っぱさが目立つのも、柔らかいのも、と色々あります。理由はよくわかりませんが、種無しが多く、食べやすかったのも特徴です。
全国発送します、とのことなので、実家に詰め合わせを送りました。段ボール箱一杯でも2500円程度でした。
萬翠荘
商店街を抜けて道路を渡り、坂を上ったところのフランス風洋館の萬翠荘に行きました。
よく保存されているフランス風洋館で、館内見学が出来ます。
各部屋にボタンを押したらナレーションが流れる機械があり、ガイド役になるのですが、無いよりはまし、程度でナレーションが長すぎて待って聞くのは辛かったのです。これだったらパンフレットを充実してほしかったなと思いました。
館内には一部関係なさそうなランダムな展示もありましたが、部屋自体は豪華な内装が保持されていて素晴らしいです。
松山城
少し歩いて、松山城へ向かいました。途中の道には観光客向けの店が並びます。
松山城へはロープウェイとリフトが並行して走っていて、どちらでも同料金です。リフトは常時で、ロープウェイは10分間隔。寒い日ではなかったのでリフトにしました。
山の地形をうまく使ったお城です。
日本の城には珍しく?天守に囲まれて中庭があります。イスラム圏のお城を思い出しました。
天守閣からの眺め。
機会設備工事のサインも格好いいです。
松山城から再度リフトで降りて、ロープウェイ・リフト乗り場の前の道で買い物です。
東京にもある今治タオルの伊織や、松山の土産物屋さんなどを覗いていきます。
10"TEN"
みかんの専門店10"TEN"で少し休憩にしました。
贈り物用のみかんジュースが多い店ですが、店内のカウンターやテイクアウトの飲み物等もあります。
みかんハイボールとみかんソフトクリームを頂きました。
夜は松山名物の鍋焼きうどんが食べられる居酒屋せくらさんにしました。
内子観光
松山旅行最後の日は古い町並みが残る町、内子に行きました。
旅のあとに偶然読んだ小説 原田マハの旅屋おかえりの後半の舞台にもなっていました。
旅番組をやっていた元アイドルが、番組が打ち切りになり、「旅屋」として、依頼人の代わりに旅をする話。なかなかの感動作です。
小説の後半で、主人公がやっていた番組のスポンサー会社の社長の依頼で旅をするのですが、舞台が内子でした。全国にさきがけて古い町並みを保存することに熱心だった町とのこと。
内子駅の観光案内所でマップをもらって町の散策に行きます。観光地といっても、週末でも歩いている人はあまりいません。
メインの観光地の大正時代の歌舞伎座、内子座はイベントで中を見ることは出来ませんでしたが、風情のある建物が素晴らしいです。
商店街を進んでいきます。お洒落な店もいくつかあって楽しい町です。
内子の古い薬局が商いと暮らし博物館として公開されていました。
蝋人形が面白いですね。
魚屋で内子名物の丸寿司を買ってみました。おからをシャリにしたお寿司。悪くは無いけど、ちょっとぱさぱさしてたくさん食べるのは辛いです。
内子の町を進むと町並保存地区の坂に着きます。古い町並みに、いろいろな店舗が並びます。
ちょっと怪しい酢卵の店。。
トウモロコシのポップコーン。
坂を最後まで行くと涅槃像のある寺院があります。ここで町並保存地区は終わりです。
坂を下って駅に戻り、内子観光は終了です。
内子から松山駅、そして、松山空港へ向かいこの旅も終了。最後に松山空港で鯛めしを 頂きました。
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