愛媛県松山市の〆に鍋焼きうどんが食べられる居酒屋 せくら
道後温泉に2泊3日で観光に来た2日目の夜は松山市内で居酒屋にしました。
松山名物の甘い鍋焼きうどんが食べたいと探していましたが、松山城の観光案内所で聞いてみると有名店は昼のみとの事です。
食べログで探してみたところ、市内の居酒屋せくらさんで〆に鍋焼きうどんがあるとの事で予約して行ってみました。
ちなみに道後温泉へ行ったのは山口晃さんのアートフェスティバル、道後アート2016が目的でした。道後温泉と松山市は路面電車で20分ほどの近さです。
泊まったのは道後温泉のこちらのホテルです。
せくらさんは松山市の繁華街の一角にあります。
着いた時は他のお客さんはいませんでしたが、予約で一杯との事で、滞在中に満席になりました。
店主によると地元の常連さんのお客さんがほとんどとの事ですが、雑誌とかにも載っているので観光客も結構来るとの事です。
お通しはじゃがいもに塩辛。丁寧に調理されています。
メニューはカウンターの上の方のいつものメニューと本日のおすすめ。
地元の海鮮メインの料理と創作料理が多めです。
お酒は地元の日本酒の熱燗にします。
刺身系を頼もうかと迷っていたら、盛り合わせにしてくれるとの事で4点盛りで出してもらいました。
かつおの塩たたき、しめ鯖、イカなど。新鮮な魚に西日本らしい甘い醤油がよく合います。
四国中央瀬戸貝の網焼きです。
なかなか無い珍しい貝との事です。大きなムール貝を少し繊細にした感じの味。
地元今治産足赤海老の塩焼きです。大柄ですが皮まで食べられる柔らかい海老で味も抜群です。
里芋のコロッケです。里芋のコロッケは初めてでしたが、里芋の食感がよくあいますね。クセになる味です。
梅びしおです。
お腹は結構いい感じでしたが、鍋焼きうどんまでに少し足りなかったので、もう1品。カリカリチーズのおやきです。2種類のチーズの味が良いです。
最後は待望の鍋焼きうどん。これで1人前です。松山らしい甘い出汁が美味しいです。〆にぴったり。
他の鍋焼きうどんは食べていないのですが、せくらさんのは松山では固めの麺だそうです。松山うどんは一般的にはかなり柔らかい麺とのこと。
全体的に料理が美味しくCPも悪くなく、居心地の良い居酒屋でした。
そんなに松山の名物があるわけではないのですが、地元の食材中心で、どれも美味しく良い時間がすごせました。