道後温泉商店街の昔ながらの食堂 瀬戸内料理・てんぷら 味倉
愛媛県松山市道後温泉に旅行に行ってきました。夕方に道後温泉に到着。山口晃さんの作品を見て、道後温泉本館で温泉に入った後に、夕食にしました。
道後温泉ではホテルの夕食の方が多いようですが、夕食なしのプランだったので、商店街で店を探しました。
綺麗な外装の企業経営風の店が多い中、目を引いたのは商店街を道後温泉駅側から入ってすぐのところにあった昔ながら風の食堂 味倉でした。
のぼりがたくさんあって、観光客向けの店って感じです。松山では鯛めし押しの店多く、ここでも一押しです。2種類の鯛めしがあって鯛を炊き込んだ中予風鯛めしと鯛の刺身ととろろご飯の南予風鯛めしです。
観光客風のお客さんで賑わっていました。昭和の食堂風の店内。小上がりに案内されました。店内には水槽があって鯛が泳いでいました。
メニューは鯛めしだけでなく、瀬戸内海の海鮮が色々とあります。
まずは地元の日本酒とおつまみを注文しました。
■とらはぜ唐揚げ 787円
とらはぜが2匹分と野菜の天ぷらです。とらはぜはほんの少しですが、新鮮なはぜがきれいに揚がっていて美味しいです。頭まで全部食べられました。
■南予風鯛めし 1,100円
食べ方が出ていました。
鯛が重箱のご飯の上に敷き詰められており、別皿のタレに薬味、とろろを入れて、鯛ご飯の上にかけて食べます。鯛に、とろろ、初めてです。
正直、あまり期待していなかったのですが、鯛は旨味がたっぷりでタレ、とろろとも絶妙な組み合わせでした。こういう食べ方もあるんですね。かなり美味しかったです。
■頰垂れ茶漬け 680円
写真で見てビジュアルがすごかったので、気になって注文しました。後で調べたところ味倉さんのオリジナルだそうです。
ホオタレイワシは片口鰯のこと。愛媛の代表的な小魚だそうです。地元のスーパーでも売っていました。
まずはイワシだけを食べてみます。甘く味付けられたイワシの煮浸しは甘辛味で、骨まで柔らかく仕上がっています。
海苔、わさびが乗ったご飯に残りのホオタレイワシの煮浸しをのせて、お茶漬けにして食べてみます。甘い味とお茶漬けでかなりの違和感。ただ、食べ進めてみると、味にも慣れてきて、すぐに完食でした。癖になる味かもしれません。
途中でラストオーダーになりあまり食べられなかったのですが、一通り美味しく満足できました。