駒込、巣鴨のウイグル料理 レイハン ウイグル レストランで2週連続の羊料理
本当にたまたまなのですが、先週に続いて、博物館に行った帰りに歩いていて、日本になかなか無い、珍しい国、というか正確に言うと中国の地方の羊料理メインのエスニックレストランを見つけました。
今回はウイグル料理のレイハンです。
前回は両国でモンゴル料理の店ウランバートルで、羊肉を堪能しました。
ウイグル料理と言っても馴染みが薄いですが、中国の北西の新疆ウイグル自治区の料理。ウイグル自治区はモンゴルとも領土を接しています。
ウイグル料理はムスリムの料理で、有名な料理としてはうどんのような麺を使ったまぜ麺、ラグメン、ピラフのポロなど。羊肉を使った料理で有名です。
ウイグル料理の店は東京では初台にもう一店。埼玉にもあるそうです。
レイハンは駒込から山手線の線路沿いに巣鴨に行く途中にあります。どちらの駅からも6分ほど。ちょうど、真ん中くらいでしょうか。
レイハン ウイグル レストラン
マンションの1Fにあります。線路前の開けたところで、テラス席もあり、オープンな雰囲気。
まだ、明るい早い時間でしたが、半分くらい席が埋まっていました。ムスリム風の家族、カップルなど様々なお客さんがいました。
店内は中央アジア風にデコレーションされています。テーブルも凝っています。
こちらがメニュー。すべてハラール食材とのこと。
やはりラム肉を使った料理が多いです。
モンゴル料理と同じように。餃子、小籠包、パイ系の料理が結構あり、似ていますね。
ウイグルはイスラム教でもトルコ系なのでお酒がありとのことでドリンクも色々とあります。
シシカバブ 1本 300円
300円にしては小さめの串です。
ラムの串は同じラム串でも、中国北西のウイグルのものは、中国東北料理で人気の羊香味坊などの脂多めでジューシーでクミンなどのスパイスたっぷりなものと比べて、脂身が無い肉で、ラム肉自体を味わうタイプ。
旨味たっぷりで美味しいです。
ラム肉水餃子 450円
2品目は水餃子です。水餃子といっても、スープに入っておらず、餃子だけお皿で出てきて、小籠包の様。胡椒をかけて食べるとのこと。
スープに味がかなり付いていて、ラム肉がジューシー。胡椒が良いアクセント。
この店のラムはラム肉独特の匂い、というか、程度によっては臭みと表現される香りがほぼなく、口の中で甘みが感じられるお肉です。
レイハン特製ラグメン 1200円
うどんによく似た麺に羊肉とニンニクの芽、ピーマン、きくらげ、玉ねぎなどをトマトベースのソースで和えたもの。辛味、スパイス感はあまりなく日本料理にありそうな優しい味。トマトも酸味はほぼなく甘み、旨味が多い日本のトマトの味。
これが今回一番美味しかったです。具、ソースの味と麺の調和が完璧。1人前なので、2人で食べると少し物足りない量でした。
テーブルにあった調味料。少し辛味がある発酵調味料でしょうか?
レバーとピーマンの炒め(ラム) 1300円
最後に炒め物が出てきました。ラムのレバーとピーマンの炒め物。ラムのレバーはほとんど食べたことが無いですが、調理、質が良いためもあるかも知れませんが、牛のレバーと比べて、レバー独特の鉄分、血の味もなく食べやすいです。普通に美味しいです。
このあたりで二人でちょうど良い量でした。
雰囲気も良く、ラム肉も質がよく、上手に調理されていて美味しい店だと思います。
次はウイグルのピラフ、ポロも食べてみたいです。
レイハン ウイグル レストラン (アジア・エスニック(その他) / 巣鴨駅、駒込駅、千石駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.9
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