出雲大社近くの老舗の蕎麦屋かねやで出雲そば 三色割子3段と4段
2017年夏の旅行。隠岐諸島、島根と来て、最後は出雲大社に参拝をして、サンライズ出雲で東京に戻ります。
天気の良い夏の日。出雲大社は観光客で混んでいましたが、伊勢神宮など他の有名な神社に比べるとゆったりした感じ。
大きなしめ縄が特徴。
神社の後ろから本殿が見えます。伊勢神宮などは全然見え無いですが、結構はっきり見えます。
お昼ご飯はもちろん出雲そばです。出雲そばの店はかなりたくさんあるなか、評判の良いかねやさんにしました。出雲大社から近くの住宅地を数分歩いたところにあります。
昭和4年創業で皇室御用達の店とのことです。
庶民的な店内です。ベテランの女性が調理をしていて、若い女性が何人か給仕をしていました。蕎麦屋っていうよりも、町の食堂って感じの店です。皇室御用達って感じはしないです。
色々な種類のそばがありましたが、出雲そばといえば三色割子です。
■三色割子3段 1,100円
■三色割子4段 1,400円
連れと二人で三色割子3段と4段にしました。具が違うそばが3皿と4皿。
3段は紅葉おろし、ねぎ、海苔の薬味のみと薬味ととろろ、薬味と生卵の3種。
4段は3段に加えて薬味と大根おろし。
4段は4色では?と思いましたが、大根おろしとととろは同じ白なのでやはり三色割子ですね。
出雲そばは普通のそばより濃い目の色で芯があるそば。そばの殻と一緒にそばを挽くので濃い色になるそうです。味は割と普通のそばです。
順番に食べて行って、残った汁を次のお皿に足していくと味が変わって美味しいです。
最後に蕎麦湯を頂きました。
かねや (そば(蕎麦) / 出雲大社前駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.3
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隠岐、島根旅行の記事はこちらから。
島根県松江の究極のしじみの味噌汁が味わえる居酒屋 やまいち
島根旅行の3日目、隠岐で2日過ごし、松江に来ました。昼食は老舗旅館皆美館で鯛めし。
松江城のお堀を遊覧船で一周し、国宝松江城見学をした後に、京店商店街から松江駅への付近でぶらぶらしました。
www.matsue-horikawameguri.jp
夕食は何にしようかなと松江駅の繁華街を散策します。いくつか良さそうなところはありましたが、残念ながら満席。
食べログを調べて、人気だった郷土料理の居酒屋のやまいちに決めました。
松江駅近くの繁華街からは大橋川を渡って橋のたもとにあります。
店内はカウンターと座敷のテーブルがいくつか。地元のお客さんが数組と観光客が一組。
帰りのタクシーの運転手と話していたところ、観光客を送って行ったことが何度かあるとのこと。有名店では無いのでなんででしょう?と不思議がっていました。ネットで有名になった店なんでしょうか。
お酒は地酒の小ボトルがいくつかあり、純米酒 初代辛口金五郎を選びます。よく冷えていて、芯のしっかりした辛口のお酒です。
メニューはカウンターの上のお惣菜とお魚中心のメニューがカウンターの上に出ていました。
食べログを見て、郷土料理を期待していたのですが、珍しい食材は特に無し。店主に聞いてみたところ、いくつかは地元産とのことなので、おすすめをいくつか注文しました。
地元の生タコの刺身です。きれいに透き通った白いタコです。こんなに新鮮で旨味たっぷりのタコは初めて。お酒でも美味しいですが、ご飯が欲しくなります。
そしてサザエのお刺身。隠岐でサザエは何度か食べましたが、レベルが違います。新鮮なサザエが丁寧に調理されているのがわかります。
邪道だとわかっていましたが、お酒を飲まない連れは白米を注文しました。新鮮な刺身と美味しいお米は最高です。
ご飯に合わせて、お目当の宍道湖のしじみを使ったお味噌汁も注文しました。
溢れるほどのしじみが入った味噌汁。濃厚なしじみの旨味で味噌汁としてのバランスも最高。しじみ自体が大粒で、しじみの身も美味しい。まさに究極のしじみの味噌汁でした。
大抵は飲んだ後の〆として味わうのかも知れませんが、途中の一品としても良いです。
甘鯛の塩焼き。これもハズレ無しの美味しさです。焼き具合がぴったりです。
カウンター上のおでんが気になっていたのでいくつか注文しました。わりと普通のおでんなのですが、丁寧に作ってありました。
最後は蟹コロッケ。やはり丁寧な調理です。
美味しい地酒に地元の新鮮食材を丁寧に料理した品々。美味しく無いわけがありません。大満足の夜になりました。
やまいち (郷土料理(その他) / 松江駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.8
島根県松江市の老舗旅館の鯛めしランチ 皆美館
隠岐旅行へ行った後はフェリーで本土へ向かい、松江で観光です。ランチのお目当は鯛めしが有名な旅館皆美館です。
松江に着くのがランチ終了時間14時半に近かったので。フェリーから電話をかけて予約しました。境港に着いたフェリーから連絡バスに乗り換えて松江駅へ到着。タクシーで皆美館向かいます。松江駅からは歩いても行けますが、タクシーでも10分かかりません。
皆美館は宍道湖半の京店商店街にある老舗旅館。中にあるレストランは宿泊客以外でも行く事が出来ます。
[公式ホームページ]島根・松江宍道湖畔 文人ゆかりの宿 皆美館
皆美館のレストランの鯛めしは特に有名で、島根出身の友達のおすすめでした。
予約をしていたので、すぐに席に案内されました。きれいに整備された庭と宍道湖に続く大橋川が見える席。素晴らしい景色です。
遅めのランチだった為か、空席も結構ありました。
色々とセットメニューはありますが、やはり鯛めしがメインですね。鯛めし以外に付いてくる料理が違うので、二人だったのでバランスよく違うセットを注文しました。
ドリンクは地酒味比べセットにします。
■鯛めし御膳 禄 3,000円
鯛めし一式、前菜2品、造り、茶碗蒸し、カレイ煎餅揚げ、もずく、香の物です。
まずはお造りを頂きます。上等なお刺身。純米吟醸花かんざしがよくマッチします。
そして、カレイの煎餅揚げ。骨、頭までカリッと上がっていて味も完璧です。
■鯛めし(平日限定) 1,600円
鯛めし一式、前菜2品、焼き物、もずく、香の物です。
平日限定のメニューで、1600円とそこそこ手頃な値段で鯛めしが味わえます。
こちらのメニューは焼き物が付いてきますが、これが美味しかったです。白身魚の切り身ですが、締まった身に、ちょっと酸味のきいたソース。
メインはもちろん鯛めしです。鯛めしと言っても色々とタイプがあり、よく見かけるのは鯛をご飯と一緒に炊き込んだもの。愛媛県の宇和島だと鯛の刺身をたれに漬け込んだものとご飯。
皆美館の鯛めしはちょっと違って、鯛のそぼろに各種の具を合わせてお茶漬けにして食べるものです。
具は鯛を蒸してからほぐしたそぼろ上のもの、ゆで卵を卵の黄身と白身にわけて裏ごししたもの。薬味はネギ、大根おろし、わさび、海苔です。
これをご飯の上に少しづつよそって、特製の出汁をかけて食べます。
鯛の味はあまり主張していないのですが、他の具と出汁と合わさると絶妙なコンビネーションになり、鯛めし、って感じがします。この出汁が特に美味しいですね。お茶碗3杯分のご飯らしいですが、すぐに完食でした。
レストランの雰囲気、接客、料理と全てがほぼ完璧でした。
なお、皆美館の鯛めしはお取り寄せも出来ます。
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皆美館 (旅館 / 松江しんじ湖温泉駅、松江駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.9
皆美館でのランチの前に行った隠岐旅行の記事はこちらから。