尾山台のジビエが美味しいビストロ レ シュヴルイユ
東急大井町線尾山台駅から程近いところにある手頃なフレンチ レ シュヴルイユに行きました。
尾山台駅は自由ヶ丘から二駅のおしゃれな住宅地。レ シュブレイユは駅から北へ向かって、大きな通りを左へ曲がった静かなところにあるお店。
土曜日の夜に予約なしで行ったので、入れるかな、と思ったのですが、ちょうど一席だけ空いていました。店内は常連さんらしき人たちがほとんどでした。
店内には大きなテーブルに小さなテーブルが3つ。
忙しそうにしているマダムがメニューを持ってきてくれました。グラスワインは日替わりらしく、聞いてみると何本か持ってきてくれました。
こちらは料理のメニュー。猪があるとのことで、スペシャルは猪料理が並びます。
最初のワインはリースリングにしました。
最初に前菜三種盛り。きのこのマリネ、レバーパテ、スモークサーモンを選びました。
レバーパテと食べるために自家製のパン、カンパーニュも一緒に頼みます。
前菜なので、ちょこっと出てくるのかな、と思っていましたが、量がかなり多く驚きました。
レモン味のきのこのマリネ。きつ過ぎない燻製味の自家製スモークサーモン、そして、レバーパテ。
レバーパテは自家製と書いていなかったけど、どこかから仕入れているのでしょうか。
次の前菜はバスク産生ハムにあまおう。盛り合わせがきれいです。酸味のあるいちごに生ハムがよくあいます。リースリングもちょうど良い組み合わせ。
次は隣のテーブルで食べて美味しそうだったオニオングラタンスープ。
定番ですが、完璧でした。
メインは猪のロースト ピサンリ添え。
ワインはフランスのマルベックにします。
猪のローストにピサンリと呼ばれるたんぽぽの若芽に猪の骨でとったソースを添えたもの。
ジューシーにローストされた猪の良さが生かされている一品。ジビエの味とちょっと強めのソースの具合がちょうど良いです。
あとで聞いたのですが、猪は高知県の漁師から猪半分を仕入れたとのことで、ガラをソースしたとのことでした。
デザートはピスタチオのブリュレにしました。調理している時に店中にカラメルの匂いが漂いました。
ピスタチオの味が調和しているブリュレ。この店は味が濃すぎず、ちょうど良いです。完璧なデザート。
お酒もそれなりに飲んで、これで二人で12000円弱でした。
全ての料理が濃すぎず、薄すぎず、味付けの具合がちょうど良いのが嬉しかったです。このレベルの料理でこの値段はかなりCP良いと思います。店の感じも良いですし、サービスも心地よいです。
マダムによると、季節によって色々なジビエを漁師から仕入れているとのこと。再訪したい店です。
レ シュヴルイユ (フレンチ / 尾山台駅、等々力駅、九品仏駅)
夜総合点★★★★☆ 4.0
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