新潟県柏崎市の料理が美味しい温泉旅館 広田温泉 奥の湯 湯元館
新潟県柏崎市の150年の歴史のある秘湯 温泉旅館 広田温泉 奥の湯 湯元館に行ってきました。人里離れた山の中の雰囲気に、素晴らしい泉質、名物の鯛茶漬けだけでなく、全てが丁寧に作られている料理、そしてホスピタリティーに癒されました。
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奥の湯 湯元館を知ったのは今年初めの東京ドームの郷土料理の祭典ふるさと祭りです。柏崎市で地元グルメとして盛り上げようとしている鯛めし、鯛茶漬けの出店でした。
今回は、燕市・三条市で新潟ラーメン巡り、そして地場産業の洋食器、金物の見学をしたあとに向かいました。
ちょっと離れたところにあり、車で来る客がほとんどだそうですが、我々は電車での移動です。信越本線で長岡駅から30分ほど、最寄りは越後広田駅です。
越後広田駅。普通のローカルの駅で、駅の近くには店はありません。
越後広田駅からは事前に電話をして、宿の人に駅まで迎えに来てもらいました。宿までは10分ほど。途中で他の温泉旅館のサインが見えたので、聞いてみましたが、以前は温泉旅館は3軒あったそうですが、今は湯元館のみとの事。もう一軒も昨年廃業したそうです。
建物は手入れされていて、モダンな印象も受けます。
玄関を入ってすぐ左はテラスです。あいにくの雨でしたが、晴れている日にはくつろぐのにちょうどいい場所ですね。
こちらはラウンジです。ちょっとしたカフェ、薪ストーブに面してソファーがあります。
さすがに山の中。携帯はDocomoのみ利用可能です。AUとSoftbankは圏外です。Wifiは客室では普通に使えました。ただ、食堂では電波がかなり弱かったです。
客室のある2Fに上がるとくつろげるスペースがありました。
室内は最近リノベーションしたのか、かなりきれいな内装です。
案内されたのは2Fにあがってすぐの客室。かなり広い部屋です。雨が降っていて寒かったので、こたつは嬉しいです。
温泉で一風呂浴びて、食事の時間を待ちます。温泉には先客が一人。地元のお客さんで、お風呂だけ浴びに来たそうです。
温泉は越後屈指の薬湯。冷源泉を加熱した純度100%の天然温泉とのことです。
まずはシャワーから。シャワーも温泉のお湯でぬるぬるとしているのが意外でした。お風呂に使っていると芯から温まってきて、いかにも温泉って感じ。
露天風呂もあるのですが、ちょっと温度が低く、この天気では辛かったです。
夕食は1階の食堂で。目玉は東京ドームの全国ご当地どんぶり選手権でグランプリをとった鯛茶漬けです。
ゆったりした食堂での夕食。旅館らしく夕食と食卓で加熱する料理はセットされていました。正直、普通の旅館の食事かなと思っていたのですが、すべての料理のクオリティーが高く、大満足の食事になりました。
柿をくり抜いた器にはいった和え物。柿ごと食べられるそうです。
前菜の盛り合わせ。ミョウガにつける味噌が美味しい。さすが新潟です。栗は秋っぽいです。
鮭の粕漬けに寒天。絶妙な味付けに焼き具合の鮭です。
続いて出てきたのは熱々のりんごに入ったのマカロニグラタン。シンプルな材料で、丁寧に作られたグラタン。ホワイトソースとりんごの風味がマッチして、あっというまになくなってしまいました。
お造りです。
次に出てきたのは豚の角煮の餡かけ、でしょうか。甘めの餡に絡まった豚肉の塊はふわっとして柔らかいです。美味しすぎです。
越後のもち豚をテーブルのコンロで蒸したもの。旅館の定番、って感じですが、もちっとした豚肉は意外にさっぱりとして、野菜と食べるとちょうど良いです。
次々に料理が出てきます。次は茶碗蒸し。
日本酒は柏崎のお酒にしました。
食事の前にあら汁が出てきました。
最後に鯛茶漬けです。グランプリを取ったバージョンは揚げた鯛と生の鯛でしたが、今回は生の鯛のみのシンプルなバージョン。トッピングは岩のり、三つ葉、いくらとわさびです。
テーブルのコンロで出汁を熱々に加熱してかけて食べます。
〆にちょうど良いさっぱりした美味しさです。出汁と鯛の身が完璧に調和していました。結構お腹いっぱいでしたが、あっという間に完食でした。
食材はシンプルですが、すべてが丁寧に調理されていて、大満足でした。料理を出すタイミングも考えられていて、それぞれの料理が食べどきにサーブされます。
旅館の食事は一度に大量に作るために、味にばらつきがあることが多いですが、全部が完璧でした。まさに、おもてなしの気遣いですね。
こちらは次の日の朝のご飯。非常にシンプルな典型的な旅館の朝食ですが、夕食と同じで、食べる人の事を考えられているご飯でした。
朝食の後に若女将と少し話しましたが、2018年もまた、東京ドームのふるさと祭りに出るそうです。楽しみしてます、とお伝えしました。
予約は↓から。
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次の日は晴れていたので、旅館の周りを少しだけ歩いて写真を撮りました。11月で、紅葉が綺麗でした。
帰りも女将さんに駅まで送ってもらいました。
150年続く老舗の温泉で、交通の便はあまり良くないところにありますが、温泉の質、わりと最近にリニューアルされたような印象を受ける綺麗な設備、お客さんのことを考えたおもてなしの食事、そして、旅館の方々のホスピタリティーで、完璧なステイになりました。何度でも訪れたいオススメの旅館です。
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新潟旅行2日目のランチ 三条カレーラーメン元祖の店 大衆食堂正広
新潟燕三条の2日目は午前中は燕三条地場産業振興センターで地場産業の洋食器、金物を見に行きました。
国内のかなりのシェアを占めているそうで、それなりの値段もしますが、逸品が並びます。
買い物も終わり、ランチは昨晩の夕食に引き続き、ラーメンです。
今回も新潟5大ラーメンの一つ、三条カレーラーメンです。
店は三条カレーラーメン元祖の大衆食堂正広にしました。どこの駅からも離れた立地で車が無いと行くのが大変な場所なので、燕三条地場産業振興センターから燕三条駅まで歩いて、タクシーで行きました。料金は1000円ほど。
大衆食堂正広
郊外の小さな通り沿いにあります。休日のランチタイムで、駐車場にかなり車が泊まっていました。タクシーの運転手によると観光客がタクシーで行くこともよくあるとか。
大衆食堂なので、ラーメンだけでなく色々と定食メニューがあります。
秘密のケンミンSHOWでも紹介されていたそうです。
店内はファミレスのような感じ。団体客で賑わっていました。
メニューは定食の定番が並びます。店内を見回すとカレーラーメンを食べている人はほとんどいませんね。
カレーラーメンセット、ミニカレーラーメンとミニタレカツ丼セット、新潟の地酒、餃子を注文しました。
お酒を飲みながら料理が来るのを待ちます。
カレーラーメンセット 980円
食べログの口コミを見ていて、カレーのスープをご飯と食べても美味しいとのことで、ライスとのセットを注文しました。
カレーラーメン、というより、たまねぎ、じゃがいも、にんじんなど具がたっぷり入っていて、カレーをスープで伸ばした感じ。豚肉はちょっと硬い、昔ながらの感じ。
麺は中太麺です。コシがしっかりしています。
見て通り、具がたっぷりです。スープは昔ながらのカレーの味です。かなり甘いです。辛さ、スパイス感はほとんど感じません。
このスープが麺に調和していて、カレーラーメンとしてちゃんと成り立っています。バアンスがいいんですね。
甘さが気になりましたが、福神漬けと食べたり、たまにご飯をスープに入れて食べたりするとアクセントにもなって、美味しく完食しました。
麺は少なめなので、たしかにご飯があるとちょうどいいです。
ミニカレーラーメンとミニタレカツ丼セット
連れはミニバージョンのカレーラーメンとタレカツ丼のセットにしました。ミニラーメンは普通のカレーラーメンと同じです。これだけでも結構量があります。
新潟の名物タレカツ丼です。とんかつを甘いタレに浸して、ご飯の上にのせただけのシンプルな料理。これもカレーラーメンと同じくかなり甘いジャンク的な味でなんとなく懐かしさを感じます。
餃子 390円
こちらは餃子。ごくごく普通でした。
結構量が多くてお腹いっぱいになりました。ちょっと割高感はありましたが、普通に美味しいカレーラーメン。十分満足です。
大衆食堂正広を後にして、再度タクシーで次の目的地に向かいました。
大衆食堂正広 (ラーメン / 北三条駅、燕三条駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.3
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新潟旅行1日目の夕食 上越新幹線燕三条駅近くで背脂ラーメン 龍華亭
新潟長岡、燕、三条方面に旅行に来ました。金曜日の夜に上越新幹線で燕三条駅に着いて、近くのホテルで一泊。
燕三条は上越新幹線開通に合わせて作られた新幹線の駅で他の新設の新幹線の駅と同じく、かなり寂しい感じです。駅は燕市と三条市の真ん中で、繁華街はちょっと離れています。
駅の近くにあるのは駐車場が大きなチェーン店らしき居酒屋が多いです。車社会なので、車で行って運転代行で帰る感じでしょうか。
夕食のお目当は新潟県の5大ラーメンの1つ燕三条背脂ラーメン。いわゆる背脂ちゃっちゃ、です。新潟はらーめんで盛り上がっているようで、各地域でご当地らーめんが色々とあります。
色々とガイドブック等見ていると背脂ラーメンで有名なのは燕市の杭州飯店のようですが、8時には終わりとのこと。遅く着いたので、ちょっと間に合いません。駅近くの別の有名店龍華亭に行きました。
人通りがほとんど無い暗い道を地場産業の洋食器、金物で有名な燕、三条地域の商品を販売している燕三条地場産業振興センターの方面に向かいます。
こんなところにラーメン屋?と思いつつ進んでいくとありました。周りは真っ暗です。
龍華亭
8時過ぎに入店。9時に終わりで、ぎりぎりの時間のようです。店内には地元のお客さんが3組ほど。カウンター席にテーブル席がいくつか。
メニューは色々とありますが、スタンダードの背脂ラーメン、中華そば(大油)とたまねぎ中華にします。
たまねぎ中華 750円
生の玉ねぎのみじん切りがかなりたくさんのっている背脂ラーメンです。玉ねぎの甘みがポイントのラーメン。
スープに油の膜が出来ていて、ずっと熱々です。麺はしっかりした太麺で麺の旨味を十分に感じられます。醤油味のスープと背脂、玉ねぎの甘みが調和して、生姜、山椒の味がアクセント。
チャーシューは煮豚でしょうか。メンマもたっぷり。寒い日にちょうどいいほっくりとしたラーメンでした。
中華そば(大油) 700円
こちらは背脂を足した中華そば。基本の味はたまねぎ中華と一緒ですが、味の組み立てが少しシンプル。背脂はもっとあっても良かったのでは。増やしてもらうようにお願いするべきだったかも。
油の膜のおかげでスープは全然冷めず、最後まで美味しくいただきました。
龍華亭 (ラーメン / 燕三条駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.2
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そういえば、ラーメン発見伝で新潟特集やっていました。
燕三条背脂ラーメンは以前に蒲田で一度食べに行ったことがありました。燕三条の名店らーめん潤の支店。
ラーメンショーでも背脂ラーメンありました。Yume wo katareのニューウェーブ背脂ラーメンが絶品でした。