A5の雌牛の一頭買いのお洒落な麻布十番の焼肉 Cossott’e sp(コソットエスピー)
記念日のディナーに麻布十番の焼肉屋Cossott’e sp(コソットエスピー)に行ってきました。
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先日の人生最高のレストランでユースケ・サンタマリアさんが紹介していた店です。世田谷にも店があり、麻布十番にも進出、とのことです。
食べログで予約して行きました。直前の予約でしたが、そこまで混んでおらず、希望の日時で予約出来ました。
Cossott’e sp(コソットエスピー)
麻布十番の商店街からは少し離れた首都高の下の麻布通りにある店です。マンションの一階で周りに他の店は無いです。
店に入るとすぐにカウンターがあって、それ以外は広々としたテーブル。全体的に広々とした感じの店です。
まずはドリンク。生ビールは琥珀えびす生としろほのか。しろほのかを頂きました。連れは山葡萄ソーダ。ソフトドリンクのメニューが充実しているのは嬉しいです。
今回は食べログで予約していた7800円のコースです。コースは5800円と7800円と麻布十番の焼肉にしてはお手頃なお値段です。
アラカルトでも色々とあり、希望で色々と盛り合わせも作ってくれるそうですね。他のレビューであったのですが、お好みで一枚づつお肉を食べられるので、寿司屋のような焼肉、との表現をされていたのですが、まさに、そんな感じのお店でした。
最初に出てきたのは有機野菜のキムチ盛り合わせとナムル盛り合わせ。ほんの少しづつなのですが、味は良いです。
最初のお肉は特上和牛の焼きしゃぶ。
美人の店員さんが焼いてくれました。綺麗なサシの入った和牛。お肉の旨味と全然しつこく無い脂の具合が少し甘いタレと薬味と絶妙なハーモニーです。
この日のお肉は宮城牛。店員さんによると、一頭買いしており、一ヶ月から一ヶ月半で一頭を使い切るとの事です。今回食べる全てのお肉が同じ牛から、って事ですね。
彩り野菜の和風手もみサラダ。ごま油の味が濃厚で食欲をそそります。
最初のお肉にはタン塩厚切り、上サガリに、上赤身薄切りの山葵醤油漬け。
元々の7800円のコースとは少し違うメニューです。
この店、その時にあるお肉に合わせて、コースのメニューは変わるそうです。
最初は厚切りの牛タン。レモンで食べます。
ジューシーな牛タン。お肉の旨味がすごいです。
サガリはまた違った風味。同じ牛でも部位によっての味の違いがわかります。
山葵風味の薄切り。肉の質感、厚さなど、同じ牛でも全然違う味です。
特上大判焼きです。脂が多めの薄切りのお肉。
この店はタレも美味しいです。
次はホルモン2点盛りです。ミノとシマチョウ。
大きめに切ったミノが2切れ。じっくり焼いていきます。
噛む度にこんなにうまみの感じられるミノは初めてです。絶品。
この辺りでドリンクはマッコリにします。
脂付きシマチョウの一本焼きです。ハサミで切って食べます。
脂がたくさんですが、上品な味の脂。今までで一番美味しいシマチョウでした。
コースのお肉だと少ない気がしたので、追加しました。
上カルビ、と注文しましたが、店員さんが、上カルビだけだと1人2枚になるので、上カルビとランプを1人一枚づつにしてはと提案してくれました。
基本、1人一枚づつをじっくり味わう店ですね。
厚切りの赤身のランプ。少し歯ごたえのある旨味が濃縮されたお肉。
そして、上カルビ。やっぱり焼肉はカルビ、ですね。
お肉の最後はすき焼きです。卓上コンロで店員さんが調理してくれます。
関東風のすき焼きで割り下で煮た極上のお肉にネギと玉子を添えたもの。
当然美味しいです。何を食べてもハズレなしです。
牛すじ出汁の梅肉スープ。
この段階で酸味のあるスープは嬉しいです。
〆は至高のおひつご飯。ガーリックライスに牛肉の細切れと生卵。
これだけ美味しい一頭買いの牛でこの組み合わせで美味しく無いわけがないですね。〆にぴったりでした。
最後のデザートに塩アイスクリーム。意外に量が多かったです。
広々とした店内で、完璧の接客。コースは一頭買いの牛で一切れづつ、部位の違いをじっくり味わえるように組み立てられており、こういう角度の焼肉屋もありなんだ、と思いました。
何を食べてもハズレない店です。
Cossott’e sp (焼肉 / 麻布十番駅、六本木駅、六本木一丁目駅)
夜総合点★★★★☆ 4.1