【香港旅行】香港空港から行けるフォトジェニックな漁村 大澳(タイオー)へ行ってきました。
年末年始に行ったベトナム旅行ですが、HKエクスプレスの香港経由便だったので、香港でちょうど1日ほど、トランジットの時間を作って観光することにしました。
香港空港方面でどこか観光に行けるところは無いかな、と思い見つけたのが 同じランタオ島にあるインスタ映えする漁村 大澳(タイオー)。
のどかな漁村で、本当に香港?って思うほどのゆったりした風景の村です。
あまりガイドブックには載っていないそうですが、現地では大人気の観光地のようです。
ランタオ島は香港空港、大澳以外には絶景のロープウェイとゴンピン360とその終点にある、大きな屋外大仏が有名ですが、昨年の香港旅行で行っていました。
香港空港から大澳(タイオー)への行き方はいくつかあります。
一つは地下鉄の駅、東涌へバスか地下鉄で行って、大澳へ行く方法。安いですが、乗り換え含め最大2時間くらいはかかるようです。
今回は香港空港からタクシーで行きました。空港のタクシーは行き先別に色が分かれていて、乗り場も分かれています。大澳(タイオー)へはランタオ島向けの青いタクシーです。年末だったからでしょうか、15分ほど待ちました。
タイオーへは山道をかなりのスピードで飛ばして、40分ほどで着きました。香港はタクシーが安めなので、これで200HK$ほど。3000円台です。
タイオーは主に香港の観光客で大賑わいでした。外国の方もちらほら。
漁村なので、お魚屋さんやシーフード系の食べ物屋さんが目立ちます。
海には船がたくさん並んでいて、きれいな漁村って感じ。
街中には魚介類を使った加工品を作っているところが多いです。
福満林
ちょうど昼時だったので、ランチにしました。シーフードの店は多いですが、奥のきれいな店にしました。他の店に比べて少し豪華な感じです。
メニューがいろいろとあり、迷っていたところ、2人用のセットメニューをオススメされました。
エビ、魚、野菜、ご飯で二人で$308(4200円程度)。
パプリカ、ネギなど炒めた海老です。プリッとして味も上品。結構な量です。
小松菜でしょうか。味付けがちょうど良いです。ご飯とあいます。
メインの鯛の中華蒸しです。普通に生姜、中華調味料で蒸しているだけなのですが、調理が絶妙でした。この手の料理ですごく美味しいと思ったことは正直あまりなかったのですが、今回は絶品でした。
魚の身の美味しさが十分に引き出されていました。調味料はあくまで魚の味を引き立てる為、という感じ。
大満足の食事になりました。
食後は村の散策を続けます。マーケットには干物を売っている屋台が。するめもありました。
漁村なので、か猫もたくさんいました。インスタ映えする写真が撮れそうな場所です。
魚の加工品。色々あって、見たこと無いものばかりでした。
するめを焼いていました。甘辛ソースで食べます。
魚を干物にしていました。
ここでは海老のペーストを作っていました。タイ料理で使うカピと同じ匂い。
タイオーボートツアー
タイオーのアトラクションの一つしてボートツアーがあります。日本人も結構来るのか、歩いていると日本語でツアーの勧誘があります。
いくつかあるようですが、ほとんどは20分30HK$(440円ほど)のツアーで、港より少し海に出て、港に戻り、タイオーの漁村を一周して戻ります。
運がよければピンクイルカが見られるそうです。
船が一杯になったら出発です。
まずは港を出て、外海の方へ。少し待ちますが、ピンクイルカがは見られませんでした。
その後、水路を一周します。水上家屋がずっと並んでいて興味深い風景です。住んでいる人の生活の姿も見えます。
20分ほどでツアーが終了しました。
ツアーのあとは少し食べ歩き。タイオーの村は食べ歩きフードだらけですが、見たこと無いものが多くなかなか手が出しにくいです。
シャコの干物があったので、少し食べてみました。その場で炭火で炙ってくれて、甘辛ソースで食べます。ビールにあうおつまみって感じですね。
日も暮れてきたので、バスで帰ろうと思い、バス停に向かったところ、長蛇の列。休日だったせいでしょうか。数百人は並んでいる感じでした。それでも、次から次へとバスが来るので、30分ほどの待ち時間で乗ることが出来ました。東涌の駅までは40分で到着です。
大都会の香港の観光に疲れたら、のどかな風景もたまには良いのではないでしょうか。香港空港での数時間のトランジットで行くのにもおすすめです。6時間くらいあれば、十分かと思います。