香港・マカオ4泊5日旅行 その4 鮑のお粥、ゴンピン360に香港島をトラムで散策
2017年の年始に4泊5日で香港とマカオに行ってきました。
1日目は香港空港からフェリーでマカオに向かいカジノホテルを散策しました。
3日目はフェリーで香港に戻り、倫敦大酒樓で飲茶、黄大仙で参拝し、泰式火鍋のディナーにしました。
4日目は鮑のお粥を食べて、ランタオ島の5.7kmのロープウェイ「ゴンピン360」で大仏を見に行き、香港島をトラムで散策しました。
遅めの朝。ホテルから歩いて、ガイドブックに載っていた店で鮑のお粥を食べに行きました。
歩いている途中の風景。
ネーサンロードの途中の風景。なんか面白いビルです。
彌敦道粥麺家で鮑のお粥
ジョーダン駅からネーサンロードを数分北に行って、右に曲がったところにあるお粥店。1964年創業の老舗。ガイドブックによるとかなりの有名店だそうです。
店内は地元の客で賑わっていました。観光客もちらほら。
日本人だとすぐにわかったのか、日本語のメニューを持ってきてくれました。
鮑のお粥は180HK$、2600円程度とお粥としてはかなり高いです。
普通のお粥と麺類は 35HK$、500円程とリーズナブルな値段です。
観光客以外は鮑のお粥は頼まないんだろうな、と思いつつ、1つは鮑のお粥、美味鮑片粥にしました。
地元客で賑わう店内。
お粥と揚げパンがすぐに出てきました。
こちらが鮑のお粥。大きな鮑のスライスが4枚。
鮑の味は濃厚に感じられて豪華な感じですが、ちょっと飽きやすい味。全体的に味が調和している感はあまりありません。観光客向けですかね。
大きな鮑の切り身が入っています。
こちらは豚肉のお粥。普通のメニュー。
こちらの方が好きでした。優しい味で食が進みます。揚げパンを浸して食べると絶品です。
やはり鮑は観光客向けなのでしょうか。普通にお粥が美味しい店ですが、鮑は微妙でした。
亀ゼリーの店 恭和堂
食後はネーサンロードを渡って、近くの漢方茶、亀ゼリーの店恭和堂に行きました。かなりの老舗だそうです。こちらのお店。
亀ゼリーは蒸し器で温められていました。
こちらがメニュー。普通ので600円程度です。
かなり漢方薬の味が強く苦くて温かいゼリー。甘いシロップをかけて食べます。
薬みたいな感じで、美味しいかと言われると微妙ですね。滋養強壮など色々と効果はあるようです。
年季が入っています。
昴坪360 (ゴンピン360)
食事のあとはメトロでランタン島観光へ向かいました。お目当は世界でも有数の長距離ロープウェイ ゴンピン360と大きな屋外大仏です。
MTR東涌線の終点、東涌駅からロープウェイが出ていて、大仏のある、ゴンピンビレッジまで全長5.7km、25分の空の旅です。
ランタン島の大仏は20年前に香港に行った時にも行きましたが、その当時はバスと徒歩で行ってかなり時間がかかった記憶があります。
このロープウェイ、2006年にオープンして、当初は落下事故もあったようですが、その後は通常運転していました。2017年1月から6月までメンテで閉鎖するとのことで、閉鎖直前に乗れました。
混んでいて、待ち時間が長いと聞いていたのですが、平日の午後だった為か、すぐにチケットが購入でき、ほぼ待ち時間なしで乗れました。
ロープウェイは普通のと少し高い底がガラス張りになったクリスタルがあり、ちょっと怖いかなと思ったけど、ガラス張りを選びました。
乗ってすぐに海を越えて上昇していきます。
ガラス張りの底からは景色がきれいに見えます。
こちらが動画バージョン。
東涌駅は香港空港のすぐ近くです。発着する飛行機の様子がきれいに見えました。
空港が近いと知って、香港空港から日本に帰る前に行けないかと考えたのですが、フライトが午後早めだったため難しそうでした。夜のフライトなら、一旦荷物を預けていけるかもしれません。
終点に近づいていくとランタン島の山並みに大仏が見えてきました。
着いたところはゴンピンビレッジ。人工的な観光テーマパークで、レストラン、土産物屋さんがたくさんあります。観光客で賑わっていました。
ゴンピンビレッジの目玉は寶蓮禪寺と天壇大仏です。
天壇大仏
1992年に出来た新しい大仏です。高さ34mと結構な大きさ。268段の階段を上って行きます。
大仏の中には展示室、売店などがあります。
大仏についてはこちらが詳しいです。
寶蓮禪寺 ポーリン寺
もう一つの観光の目玉、ポーリン寺です。1924年建築とわりと新しいですが、香港でも格式が高く賑わっているお寺だそうです。
香港のお寺らしく、参拝客はお線香を買って、供えて行きます。
大仏をバックにして。
結構広くて豪華な境内です。こちらは雄寶殿。
精進料理、デザートが食べられる売店です。ここで一休み。
色々とスイーツが揃っていました。
豆腐に甘いシロップをかけたもの。甘い豆腐も美味しいですね。
スイーツ。ちょうど良い甘さです。
ゴンピンビレッジで土産物を買って、ロープウェイで戻りました。
夕焼けがきれいです。
香港島をトラムで散策
香港名物の二階建てのトラムに是非乗ってみたいと思い、メトロで中環(セントラル)駅へ向かいました。
駅を出るのに戸惑いましたが、なんとかメインの通りに出られて、トラムに乗り、鑼湾(コーズウェイベイ)方面に向かいました。
二階席に座って、風景を見ながら進みます。道路の渋滞のせいか、かなりゆっくりで、景色が見られて観光にちょうど良い感じ。
香港のオフィス街のネオンがきれいです。
停留所で撮影をしているカップルがいました。
たまたまトラムを降りたところに、テレビで見たことがある厄除けの打小人がいました。言葉が通じずよくわからなかったのですが、なんとか、厄除けをしてもらいました。
中環方面に買い物をしつつ、ぶらぶらと歩いて行きました。
途中に市場がありました。
市場の一角で蒸したおこわを売っていたので、鶏爪、キャベツのご飯を買いました。
すぐに陶器から発泡スチロールのお弁当箱に移してくれました。
ご飯は鶏の旨みと八角などのスパイスの味が美味しいです。鶏爪はコラーゲンたっぷりです。
総菜屋さん。
香港のベビーカステラ、鶏蛋仔(ガイ・ダーン・ジャイ)を買って食べ歩きです。
ナイトマーケットの様子。
歩き疲れたので、メトロで佐敦(ジョーダン)駅に戻りました。
合成飯店でディナー
ディナーは昼間に歩いて、ローカルな感じで良さそうだなと思った合成飯店で中華料理にしました。地元の人で賑わっていました。
メニューには英語も書いてあります。50HK$〜と店の感じからしたらちょっと高いか。
中華料理でよくありますが、とにかくメニューの数が多いです。
シーフードを中心に色々と頼んでみました。
こちらは豉椒炒蜆。あさりを豆豉醤で炒めたもの。香港では定番だそうです。ジューシーなあさりが美味しいです。ビールによくあいます。
骨つきの豚肉とネギ、玉ねぎを鉄鍋で炒めたもの。熱々です。近くの人がみんな食べていたので、我々も、と頼みました。
チャーハン。ぺしゃっとして味もあまりせず、残念な出来でした。
メインはカニの炒め物。350HK$、5000円と他の料理に比べて格段と高いメニューです。この店でどうかな、と思ったのですが、絶対におすすめ、というので頼みました。
かなり大きなカニがぶつ切りになって、ちょっとスパイシーに仕上がっています。
が。。。カニの味がほとんどしません。そういうカニなんでしょうか、処理が悪いんでしょうか。非常に残念でした。
やはり高い料理はそれなりの店で食べるべき、かなと思いました。
ディナー後は会社の香港オフィスの同僚とホテル近くのバーで一杯。
最後の日はホテルの近くで買い物をして、空港へ電車で向かいました。
太興 Tai Hing
空港での食事は焼味、肉のローストで有名な地元のチェーン太興の香港空港店にしました。
こちらがランチメニュー。ロースト中心ですが、他にも色々とメニューがあります。
ガチョウのローストが見えました。
ガチョウの脚のローストご飯です。皮はパリパリ、肉はしっとりして、旨みが十分。ソースがちょっと少なめでしたが、全体的に満足のいく美味しさでした。
こちらはオススメだという、ワンタンが入った鶏のスープにご飯。こちらは他の料理より少し時間がかかるようです。
サムゲタンっぽい料理を期待していたのですが、鶏の旨みがあまり感じられないスープで、しかも、味がぼやっとして、ちょっと残念。これではご飯を入れてもいまいちです。
香港旅行中、何度か鶏肉を食べましたが、いずれも、似たような感じで鶏の旨みが感じられず、いまいちでした。たまたまでしょうか。
これでマカオ・香港旅行も終りです。物価はちょっと高めですが、割と気軽にいける海外旅行。次はいつ行けるでしょうか。
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二子玉川の高島屋でとんかつ 和幸系列の高級とんかつ 恵亭
二子玉川で買い物をした帰りに、とんかつの有名店大倉に行ったところ、品切れでぎりぎり入れませんでした。
頭の中はとんかつモードだったので、食べログで探して、高島屋の中にある、とんかつのチェーン和幸系列の高級とんかつ恵亭に行くことにしました。
高島屋のレストランフロアにあります。
ちょっと遅めの時間だったせいか、土曜日の夜でも半分ほどの客入りでした。
お膳のメニューがほとんどのようです。メインはとんかつが数種類にあとは揚げ物の盛り合わせ。
ほぼ2000円以上と高めの値段付けです。
牡蠣の盛り合わせ膳と和豚もちぶたのロースかつ膳にしました。
最初にお漬物が4種類出てきました。きれいに盛り付けられていて、食欲をそそります。平均的に美味しいですが、わさび味の昆布が特に美味しいです。
4種類もあると豪華な感じ。
とんかつ用のソース、大根おろし、そして、キャベツにキャベツ用の柚子ドレッシングが出てきました。キャベツ用のもう一種類のドレッシング胡麻ドッレッシングは最初から机にありました。
キャベツはシャキシャキで胡麻ドレッシング、柚子ドレッシング共によくあいます。
ドレッシングはちょっとジャンクな味で、おそらく、たくさん食べると飽きる味ですが、ドレッシングも2種類と飽きさせない工夫がなされています。
■和豚もちぶた ロースかつ膳 花 150g 2,570円
とんかつ、ご飯、豚汁が出てきました。150gで2570円とかなり強気な値段です。150gで一番大きいサイズですが、一般的なとんかつ店に比べるとちょっと小さいでしょうか。
粗めのパン粉のとんかつ。和幸らしく、網に載って出てきました。ソースをかけて一口。油が全然切れておらず、非常に残念。油っこすぎて、食べるのが辛いです。
とんかつは和幸とあまり変わらないでしょうか。とんかつ以外の漬物、ソース、ドレッシングなどで高級感を出して、この値段付けになっている感じです。
ソースだけでなく、大根おろしと和風だしもあったので、そちらに浸して食べたら、油っこさも緩和されて美味しく食べられました。
こちらは豚汁。普通に美味しいですね。
この店で美味しかったのはご飯。色々とご飯のお供があるので嬉しいです。
■牡蠣の盛り合わせ膳 2,160円
一口ひれかつ、海老フライ、牡蠣フライが3個。こちらのお汁はしじみ汁にしました。
とんかつと同じく油が切れていません。牡蠣フライ、海老フライ用にはタルタルソースも出てきました。まあ、ごく普通の洋食って感じです。
全体的に、チェーン店レベルですが、漬物、ソースなどバラエティーを増やして、豪華感を出している店って感じでしょうか。
恵亭 高島屋二子玉川店 (とんかつ / 二子玉川駅、二子新地駅)
夜総合点★★☆☆☆ 2.8
東京ドーム近くラクーアのアメリカのチェーンレストラン ババ・ガンプ・シュリンプ 東京
一昔前(1995年なので、22年前)のトム・ハンクス主演の映画「フォレスト・ガンプ」をテーマとしたエビ料理のレストラン、ババ・ガンプ・シュリンプ 東京。
アメリカを中心に世界に43店舗(2017/1現在)あるチェーンです。
レストランは東京ドーム近くのラクーアの中庭のライトアップされているプール、噴水の前にあります。
店の前にはフードサンプルのディスプレイ。
店内はいかにもアメリカのテーマレストラン風。土曜日の夜で8割くらいの客入りです。
レストラン、場所柄、外国人が目立ちますね。
かなり若いウェイトレスに案内されました。全体的にスタッフが若いです。
2人での来訪でしたが、窓際の小さな席に案内されました。中央の大きめ席がかなり空いていて、2人客が多かったので、どうしてだろう、と思いつつです。
冬でしたが、上着、荷物を置く場所もありません。
しかも、床は掃除されておらず、べとべとしているようで少し汚いです。
まずはドリンクを注文し、料理を選びます。
色々な調理方法のエビ料理がメニューにたくさん並んでいます。それ以外にもシーフード、ステーキ、パスタ、ハンバーガーなど、アメリカ料理が色々と。
■シュリンパーズネットキャッチ レギュラー 1910円
まずは当店自慢の、というシュリンプのビール蒸しにします。2種類の味、ケイジャン風味とガーリック風味のミックスにします。各10匹程度でしょうか。それなりの値段で、結構な量です。
殻ごと食べられるとの案内でしたので殻ごと食べてみましたが、食べられないことは無いですが、殻がちょっと気になる硬さです。全部そのまま食べるのはちょっと辛いので、固いところを避けて食べました。
ケイジャン味はちょっとスパイシーなケイジャン風味のパウダーを振りかけたのでしょうか。なんか、おもちゃみたいな味です。
ガーリックの方がエビの味が際立っていました。ただ、エビ自体はかなり大味です。
ビールのおつまみには悪く無いと思いました。ただ、これで1910円はかなり割高です。アメリカでも同じくらいの値段付けのようで、物価が安めの日本でも同じ値段のようです。
■シュリンピン "ディッピン" ブロス 1900円
こちらはウェブサイトを見る限り、アメリカのメニューにはなかった料理。
エビのスープにバゲットとご飯を浸して食べます。
メニューを見ていたら美味しそうだったけど、実物は豪華感が無い見た目です。ご飯かバゲットのどちらかでもよかったかも。
このスープ、インスタント感が強いですね。そこにちょっと本物のエビの味が加わった感じか。
別にまずくは無いのですが、これで、1900円はありえないです。
■フォレストシーフードフィースト 2340円
最後は揚げ物の盛り合わせです。
フライドシュリンプ、フィッシュアンドチップス、コールスロー、ハッシュパプスにカクテルソース、タルタルソース、レモラードソースです。
ウェイトレスが持ってきましたが、小さいテーブルだったので、置く場所がありませんでした。どの料理もアメリカサイズで無駄にお皿が大きいです。
しかもテーブルには何に使うかわからないバケツに入ったキッチンペーパー、ナンバープレート、ラケット型のドリンクメニューなどでかなりスペースが狭いです。
もう少し考えて、遅らせて出してくれてばいいのにと思いましたが、チェーン店では仕方ないのでしょうか。
ウェイトレスはバスケットを下に置きましょうか、と言ってきました。床はかなり汚く、本気かな?と思って、隣の空いているテーブルをつけてくれないか、とお願いしたら、大きいテーブルに移動してくれました。
フレンドリーではありましたが、ちょっといまいちな接客でした。
フライの盛り合わせですが、ごく普通に美味しいです。揚げ方が上手。各種ソースと良くあって、ビールが進みました。ただ、これで2340円は割高感がありました。
味もサービスもアメリカのチェーン店って感じですが、CPは悪いですね。
特筆して美味しい料理もなく、全体的にちょっと残念な時間になりました。
ババ・ガンプ・シュリンプ 東京 (アメリカ料理 / 後楽園駅、水道橋駅、春日駅)
夜総合点★★☆☆☆ 2.8