香港・マカオ4泊5日旅行 その3 香港で倫敦大酒樓飲茶、黄大仙祠で参拝、泰式火鍋
2017年の年始に4泊5日で香港とマカオに行ってきました。
1日目は香港空港からフェリーでマカオに向かいカジノホテルを散策しました。
3日目はフェリーで香港に戻り、倫敦大酒樓で飲茶、黄大仙で参拝し、泰式火鍋のディナーにしました。
タイパフェリーターミナルから九龍ターミナルへ向かいました。行きと同じCotai Jetです。行き先は香港島側の香港ターミナルが多いですが、今回泊まるホテルがある九龍ターミナル行きもある程度あります。
ザ パーキン ホテル -The Perkin Hotel-
フェリーターミナルからタクシーで向かって、まずはホテルへチェックイン。Hotels.comで予約して泊まったのはザ パーキン ホテル、The Perkin Hotelです。
尖沙咀の北の方、メインの通り、ネーサンロードからミラマーショッピングセンターの所を横に入って、階段を上がり、おしゃれな飲み屋が並ぶナッツフォードテラスに面したところにあります。
ナッツフォードテラスは車が入れるような道では無いので、タクシーで前まで行けないのが難点でしょうか。
ザ パーキン ホテル - 九龍のホテル、九龍のホテル予約 &PricesFrom から | ホテルズドットコム
ホテルはきれいな雑居ビルの中にあります。5星では無い5星ホテルの居心地、との事でしたが、正にその通りのおすすめのホテルです。
フロントは5階。きれいなフロントで、フレンドリーなスタッフ。ドリンクのサービスもあります。
こちらはダブルルームの様子。この時は一人一泊6500円程度でした。
窓からの風景。景色は良くはないですが、香港の街並みが見られます。
おしゃれな洗面台。全体的にスタイリッシュな店内です。
かなり居心地の良いホテルでした。
ビルの下のナッツフォードテラスにはバーがたくさんあるので飲みに行くのにも便利です。
倫敦大酒樓 ーロンドンレストランーで飲茶
ホテルで少しゆっくりして、遅めのランチは飲茶にしました。
ワゴンで持ってきてくれる店でネットで探し、有名店らしい、地下鉄の旺角駅にほど近い倫敦大酒樓にしました。
九龍のメインの通り、ネーサンロード沿いにあります。
かなり広い店内で、観光客風のお客さんもいましたが、大多数派地元の常連さんの様子です。
席に案内され、すぐにお茶を持ってきてくれました。お茶の選択肢は無いようです。
日本のガイドブックにも載っていて、観光客も多いようで、日本語のメニューもありました。
ワゴンで来る点心から選ぶ以外にもメニューから注文も出来ます。
なお、遅めの時間だったので、途中で移動ワゴンのサービスは終わり、厨房前のワゴンに、好きなものを取りに行くスタイルになりました。
こちらが注文用紙。口頭での注文でもOKです。
まずはチャーシューマン。美味しい肉まん。
ゆば蒸しとオイスターソース蒸し。点心らしくぷりっとしていました。
蒸し餃子の澄ましスープ。スープが美味しいです。
肉団子、と思いきや魚介の団子でした。これはこれで美味しいです。
海老蒸し餃子です。こちらもぷりぷり。
芋頭餅です。結構ボリュームあります。2種類のソースをつけて食べます。
最後に春巻き。こちらは日本のとは違いビスケットみたいな皮。具も乾いていて、想像していたものとはちょっと違いました。味もイマイチか。
この辺りで2人で満腹でした。これで1人2000円代程。豪華ではないですが、普通に美味しい地元の味って感じでした。
香港らしくかなりせわしない店内でしたが、接客も良く、大満足でした。
黄大仙祠
飲茶の後は香港で最大級の道教寺院黄大仙祠へ行きました。
旺角駅で日本のSUICAの様なオクトパスカードを購入し、地下鉄で黄大仙駅へ向かいました。
黄大仙らしく、地下鉄の駅は黄色です。
駅を出てすぐのところにあります。
駅前には土産物屋さんが並びます。
ここで寺院に供える線香のセットも購入しました。
土産物屋さんの風景。
門の前には12支の像。
メインの門。
ランプが飾られていました。
寺院で火をつけた線香を捧げます。3回礼拝して、3本づつ香炉に立てます。
寺院の前には、おみくじ、竹の筒筮竹(ゼイチク)があり、跪いて、占いたい内容を念じ、番号がかかれた竹の棒1本が出てくるまで振り続けて、出た番号は控えておきます。
寺院の近くの占いブースで(有料で)内容を聞くことができます。日本語が出来る人もいます。
占いの前に寺院を散策します。
廟がいくつかあり、ビルの谷間って感じの庭園もあります。
寺院のすぐ近くの占いブースが並ぶビルで先ほどのおみくじの結果を聞きます。日本語OKの占い師は4人ほどいました。安いのですが、おみくじの内容を日本語で読むだけで、あ、そう、って感じです。
連れは手相占いもしてもらいました。結構高いですが、選んだ占い師が悪かったのか、手相に関するネット上の資料を見せて説明し、適当に誘導尋問をして、って感じで、占い感はなく、微妙でした。
占いの後は黄大仙駅近くのモールで買い物をして、近所を散策しました。道路の逆側は住宅地で帰宅ラッシュでした。
香港のマンションの様子。
小腹が空いたので、ショッピングモールのマクドナルドでスナックにしました。
冬のメニューのフライドチキン、ざりがにのビスク、そして、コーンパイ。まあ、マクドナルドの味ですね。
この後は、2階建てのバスに乗りたかったので、ここからちょっとアドベンチャー、との事で、宿方面のバスで適当に戻る事にしました。たまたま来た九龍湾方面のバスに乗りました
iPhoneアプリMAPS.MEで位置を確認しつつ、30分ほどバスに乗り、賑やかそうなところで降りました。
MAPS.MEは海外旅行で大活躍のネット環境がなくても、オフラインでもGPSで(事前にダウンロードした地図上で)、今いる場所がリアルタイムにわかるアプリです。
九龍湾は賑やかといっても遅い時間だったので閉まっている店が多かったです。
街中にたくさんある漢方茶の店でお茶を頂きます。
近所のショッピングモールに行ったり、海沿いの公園で休憩したり、ぶらぶらしていると火鍋の店の看板があったので入ってみました。
鴻福海鮮四季火鍋で泰式火鍋
メインの道をそれてちょっと行ったところにあります。
お客さんもたくさんいて、活気があって良い感じ。
火鍋を食べている人と焼肉を食べている人がいました。炭火の七輪が美味しそうです。
英語を少しだけ話せる店員が来てくれました。メニューは中国語のみですが、漢字なのでなんとなくわかるような気がしました。
おすすめを聞いてみると、スパイシーがいいか?と聞かれたので、少し、と答えると泰式火鍋を勧められました。
ビールを飲みながら待っていると、七輪をテーブルに持ってきてくれました。
スープが入った鉄鍋にディッピングソースが出てきました。
こちらがスープが煮えた様子。少し味見をしてみるとココナッツが入っていてちょっとエスニックな味です。
タイ風?と連れと話していて気がつきました。泰式=タイ式だったんですね。
香港風鍋を食べる気満々だったので、ちょっと残念、と思いましたが、スープの味は今でも時々思い出すほどの絶品でした。コラーゲンたっぷりの骨つきぶつ切りの豚肉、鶏肉、人参、とうがらし、にんにく、そしてとうもろこしが入っていて、全体が調和したスープ。
このままでは食べるものはないので野菜と肉を頼みました。
野菜は店員も説明できないらしく、厨房でどれが良い?とのことで、クレソンっぽい野菜を選びました。
お肉は豚肉の薄切りと鶏肉のぶつ切り、そして、豚の筋肉の削ぎ切り。
豚肉の薄切りは普通に美味しいです。
絶品だったのが豚の筋肉。写真を撮るのを忘れましたが、一見、豚トロっぽい赤目の脂が多い見た目で、少し鍋で煮ると豚の旨みと脂の味が調和して最高でした。さわやかなディッピングソースに浸すと脂っぽさもまったくなく、さらに美味しかったです。
鶏肉はかなりの量でしたが、鶏の味があまり感じられず。悪くはないのですが。
せっかく香港にいるのに、鍋の種類を間違えたか、と思いましたが、鍋自体は非常に美味しく、また、食べてみたいと思いました。
店内の雰囲気、店員の感じも良かったです。適当に入って、大当たりって感じでした。これで一人2000円も行きませんでした。
帰ってからネットで調べると映画インファナル・アフェア2のロケでも使用された店でそれなりに有名だそうです。日本語の紹介記事があって驚きました。
九龍湾からはタクシーでホテルに戻りました。デザートはナッツフォードテラスへ続く階段の下にあるアイスクリームにしました。
かなり甘いです。
寝る前にナッツフォードテラスで一杯。
香港・マカオ旅行4日目に続きます。