【伊豆旅行】奥伊豆天城の吉奈温泉の子宝の湯 御宿 さか屋と善名寺で子宝のご祈祷へ行って来ました。
伊豆旅行の2日目は伊豆高原でレンタカーを借りて伊豆巡りです。
あいにくの雨の中、熱川バナナワニ園、下田の遊覧船と道の駅と行って、天城山を越えて今晩の宿、吉奈温泉の御宿 さか屋へ到着しました。こちらは前日に楽天トラベルで見つけた宿です。
楽天のサイトではあまり宣伝しているように見えなかったのですが、この宿、子宝の湯として、有名だそうです。ちょうど妊活をしている我々にはぴったりでした。しかも、隣にある、善名寺で子宝のご祈祷をしているとの事です。
子宝の湯 御宿 さか屋
創業四百余年の温泉宿です。
ちょうど伊豆半島の真ん中くらい、修善寺の少し南の吉奈温泉にあります。
この宿、徳川家康の側室お万の方が子宝の湯の評判を聞きつけて、入り、頼宣と頼房を得たり、岡本太郎が何年も訪れ、お風呂デザインしたり、黒澤明監督が映画のシナリオを書いたりと色々歴史のある宿で、館内にも色々とゆかりの品などが飾ってあります。
宿へ到着
レンタカーで到着しましたが、駐車場は旅館前に無いので、一旦前に止めて、スタッフに近くの駐車場に移動してもらいます。
歴史のある旅館らしいロビーです。
旅館のスタッフの方は年配のベテランの方が多いようでした。
特別プライスのプランでしたが、旅館の部屋は二部屋ある広い間取り。窓からは山の風景が綺麗に見えます。
嬉しいのがウェルカムドリンクの日本酒。
この宿は湯次客へお酒を作って提供していた元々酒屋だったとのことです。
飲みやすい、上品なお酒でした。
4つの幸運の温泉めぐり
まずはお風呂です。温泉は全部で4つ。時間により男風呂、女風呂が変わります。
私は男風呂だった岡本太郎さんデザインの風呂へ。お風呂の形、そして、横にあった椅子が岡本太郎さんらしいです。一度、太郎さん風呂を出て、近くの露店風呂白藤の湯へ。
連れはメインの子宝の風呂、お万の風呂です。お万の風呂からは露天風呂のオリオン風呂にも行けたそうです。
温度はそれほど高くなく、長い時間使っていられる気持ち良いお風呂です。
岡本太郎さん発案のジビエ料理 大名焼きの夕食
今回のプランの料理は岡本太郎さん発案のジビエ料理、大名焼きです。
イノシシ肉などを伊豆野菜の上に乗せて蒸し焼きにしたものをポン酢で食べる料理ですが、岡本太郎さんらしい工夫があって、①お城の形をしたグリルで焼いて食べるのと、②プラスチックのかつら、裃でお殿様、お姫様の格好をして食べます。半分冗談みたいですが、本当でした。
こちらがその装束です。仮装している姿で写真を撮ってもらいましたが、そちらはさすがに載せられません。さすがに、ずっとこの格好で2人で食べ続けるわけにもいかず、記念撮影のあとはすぐに外してしまいました。
まず、前菜があり、次はセットされていた刺身の舟盛り。アジが特に新鮮で美味しいです。
そして、桜えび鍋。桜えび、水菜、きしめんの入った鍋ですが、これが絶品でした。桜海老の出汁が絶妙。
お酒は地酒の飲み比べにしました。2400円とちょっと高いのですが、なかなか飲めない貴重なお酒が3種類。
それぞれ特徴があり、飲み比べとしても良いですが、全部、この料理に合うのも長年やっているからこそ、ですかね。
こちらが大名焼き。お肉はイノシシ、豚、牛です。
ジビエ料理を出すホテルランキングで上位だったとのことで、期待していたのですが、イノシシ肉はちょっと時間が経ってしまったお肉の味がしてかなり残念。他のお肉と野菜は美味しかったです。
食後にホテルを散策
広いホテル内には色々とホテルの歴史を彩るデコレーションがありました。こちらは徳川家康の陣羽織。
昔の温泉のドラマにも使われていたんですね。
岡本太郎さんと宿の方々の写真。
かなりお年の方が夕食のアテンドをしてくれたのですが、この写真のネクタイの男性になんか、似ているなと思って聞いてみたら、本人でした。30年以上前の写真だそうです。社長さん?だったのでしょうか。
2Fには岡本太郎のギャラリーもあります。
夕食後は貸切露天風呂に行きました。2つあり、空いていれば自由に入れます。
結構宿泊客がいたのですが、すぐに入れて、他の客も来ませんでした。みんな、メインの風呂に行っているんでしょうか。
露天風呂自体は山の中の温泉、って感じで、雰囲気抜群です。
名物御舘鍋の朝食
中央の鍋が御舘鍋。天城野菜、とうふ、つみれ、すいとんなどが入った朝にちょうど良い優しい鍋です。
ひもの、さつま揚げなども美味しい朝食でした。
楽天のコメントで色々と書かれているので、正直不安でしたが、設備が少し古い面はありましたが、掃除はちゃんとされており、サービスも、旅館自体も特に問題なく、満足のステイとなりました。
善名寺で子宝のご祈祷
ご祈祷は旅館で前の晩に予約して行きました。開始は朝10時。善名寺はさか屋のすぐ真裏にあります。
なお、祈祷料を入れる封筒は旅館のフロントで買うことができました。祈祷料は決まっていないものの、5000円くらいだそうです。
一旦車を出してもらって、善名寺の駐車場に停めます。
10時の15分ほど前にお寺へ。最初にノートに住所、氏名、年齢を書きます。他の参加者はもう1組。
今までに来た人々のが全部みられてしまいますが、結構遠くからも来ているんですね。
祈祷自体は20分ほどで終わりました。最後にお守りを渡してくれます。
帰ったらお守りを入れる袋を自分で作って、子供を授かるまで携帯しなさいとの事。
子供ができたら、お礼に来て、着物を奉納するそうで、祈祷した場所は子供の着物であふれていました。
かなりの偶然で楽天で見つけた宿でしたが、色々と貴重な経験ができました。今度は、祈願かなって再訪ですかね。
さか屋の予約は↓から。
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