目黒の老舗とんかつ とんき
目黒駅から権太坂、雅叙園の方向に少し行ったところにあるとんかつの老舗とんきに行ってきました。
暖簾分けも各地にあって、とんかつ店の一大勢力でしょうか。
土曜日の夜の来訪ですが、行列が出来ていました。行列は二つに分かれていました。待っていた人に聞いたところ、1階のカウンター席と2階のテーブル席で別の列だそうです。
調理するところが見えるといいな、と思い、1階の列に並ぼうか、と思ったら、すぐにカウンターの中の店員さんに注文を聞かれました。
準備していなかったので、ちょっと慌てましたが、二人でロースカツ定食にとヒレカツ定食にしました。直前に来たお姉さんが串カツを頼んでいて、串カツが美味しいよと話しかけてくれたので、串カツも1本づつ追加しました。
その後、食べログを見たところ、ロースカツに串カツ1本追加が定番との声もありました。
注文した人が消えていくので、どういう仕組みだろうと、連れと話していると、近くで待っている人が教えてくれました。店の人が顔を覚えていて、注文した後は適当に壁沿いの席に座っていていいとの事。なるほど、です。
明るい店内で、常連さん、外国人が目立つ店内です。
みなさん、フレンドリーで色々と教えてもらいました。なかなか、ないですよね、こんな雰囲気の良い店。
30分ほど待って、案内されました。ドリンクはビールです。おつまみのピーナッツも出てきました。
カウンターの中ではかなりの数の店員さんがテキパキとオーダーをさばいていました。
最後の揚がったとんかつをカットするのはちょっと腰の曲がった、一番年配の店員さんです。店主でしょうか。
着席して10分ほどで、出てきました。
とんかつ、キャベツ、トマト、漬物に豚汁。とんかつ屋さんの定番です。
■ヒレカツ定食+串カツ1本 1900円+400円(2本の1本分)
かなり濃いめに揚がっているトンカツです。トンカツと衣が離れているところが多いです。
豚汁は火を通し過ぎていない、豚バラ肉の薄切りが美味しいです。
こちらはロースカツ+串カツ。あまりかわらないですね。
ヒレかつはぱさぱさでどうかな、とういう感じで期待はずれかな、って感はありました。ロースかつは脂身の具合がちょうど良く、別物。かりっとした衣とよくあいました。
お肉はあまり柔らかい感じはしないですが、肉の旨みは十分です。
とんき流?の串カツは豚肉と玉ねぎをカツにしたもの。ゆっくりと火を通して甘くなった玉ねぎと豚肉がよくあいます。
全体的に量は少なめなので、串カツ追加でも完食できました。なお、ご飯、キャベツなどはおかわりが出来るようです。
独特なトンカツですが、癖になる味、でしょうか。
それよりも、店員さんの接客が心地よく、他のお客さんもすごくフレンドリーで居心地が良い店だな、と思いました。
常連になるのもわかる気がします。
とんき 目黒店 (とんかつ / 目黒駅、不動前駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.9
[rakuten:auc-fb-create:10000679:detail]
[rakuten:kurokatutei:10000012:detail]
大井町線、都営浅草線中延駅の商店街 なかのぶスキップロードの2017年 駅弁大会
40年続いている中延商店街の駅弁大会。全国の有名駅弁34種類が集まるイベントです。
牛肉どまん中、峠の釜飯、ひっぱりだこ飯など全国的に有名な駅弁が揃います。
【イベント】駅弁大会で旅気分(2/5[日])─駅弁・空弁34種販売 | 中延商店街
3年連続の参加になりました。
2/5(日)の12時に販売開始になりました。4カ所販売所がありますが、どこも長蛇の列です。
恒例の黄色いノボリ。
このコーナーでは富山の駅弁と北海道新千歳空港の空弁が揃います。
こちらは峠の釜飯と仙台の駅弁のブースです。
結果、3種類の駅弁を買いました。
■富山 焼鯖すし 1,300円
富山からはますの寿司、ぶりの寿司とこちらの焼鯖のすしです。
焼き鯖の味と量がご飯とちょうど良く、美味しいです。絶妙なバランスでした。結構な量ですが、多少日持ちするみたいで、次にの日にも食べられました。
■炙り牛たんとA5仙台牛弁当 1,500円
株式会社こばやしの駅弁。高いのになんかがっかりな見た目です。
レンジでチンしても、とかかれていましたが、レンジがないのでそのまま食べました。
そもそも駅弁なので、冷めたまま美味しい、がベストなのですが、そういう工夫はなく冷たい弁当って感じです。
牛タンはかなり固く、噛み切るのが大変です。牛肉はA5仙台牛、らしいですが、細切れなので、いまいちわかりません。
残念でした。
■伊達のぶた丼 950円
仙台味噌仕立ての宮城県産の牛肉を使ったお弁当。プシューと紐を引くと温まるタイプ。
豚肉自体が美味しく、味噌味もちょうどよく美味しいお弁当でした。列車の中で食べるとさらに美味しそう。
ただ、これで950円はちょっと高いのでは、と思いました。
今回の駅弁大会も現地に行かないと食べられない駅弁が揃っていて、楽しかったです。
商店街の店のスタッフも販売の応援に出ていて、町ぐるみのイベントって感じで、盛り上がっていました。40年も続いているのはすごいです。
香港・マカオ4泊5日旅行 その4 鮑のお粥、ゴンピン360に香港島をトラムで散策
2017年の年始に4泊5日で香港とマカオに行ってきました。
1日目は香港空港からフェリーでマカオに向かいカジノホテルを散策しました。
3日目はフェリーで香港に戻り、倫敦大酒樓で飲茶、黄大仙で参拝し、泰式火鍋のディナーにしました。
4日目は鮑のお粥を食べて、ランタオ島の5.7kmのロープウェイ「ゴンピン360」で大仏を見に行き、香港島をトラムで散策しました。
遅めの朝。ホテルから歩いて、ガイドブックに載っていた店で鮑のお粥を食べに行きました。
歩いている途中の風景。
ネーサンロードの途中の風景。なんか面白いビルです。
彌敦道粥麺家で鮑のお粥
ジョーダン駅からネーサンロードを数分北に行って、右に曲がったところにあるお粥店。1964年創業の老舗。ガイドブックによるとかなりの有名店だそうです。
店内は地元の客で賑わっていました。観光客もちらほら。
日本人だとすぐにわかったのか、日本語のメニューを持ってきてくれました。
鮑のお粥は180HK$、2600円程度とお粥としてはかなり高いです。
普通のお粥と麺類は 35HK$、500円程とリーズナブルな値段です。
観光客以外は鮑のお粥は頼まないんだろうな、と思いつつ、1つは鮑のお粥、美味鮑片粥にしました。
地元客で賑わう店内。
お粥と揚げパンがすぐに出てきました。
こちらが鮑のお粥。大きな鮑のスライスが4枚。
鮑の味は濃厚に感じられて豪華な感じですが、ちょっと飽きやすい味。全体的に味が調和している感はあまりありません。観光客向けですかね。
大きな鮑の切り身が入っています。
こちらは豚肉のお粥。普通のメニュー。
こちらの方が好きでした。優しい味で食が進みます。揚げパンを浸して食べると絶品です。
やはり鮑は観光客向けなのでしょうか。普通にお粥が美味しい店ですが、鮑は微妙でした。
亀ゼリーの店 恭和堂
食後はネーサンロードを渡って、近くの漢方茶、亀ゼリーの店恭和堂に行きました。かなりの老舗だそうです。こちらのお店。
亀ゼリーは蒸し器で温められていました。
こちらがメニュー。普通ので600円程度です。
かなり漢方薬の味が強く苦くて温かいゼリー。甘いシロップをかけて食べます。
薬みたいな感じで、美味しいかと言われると微妙ですね。滋養強壮など色々と効果はあるようです。
年季が入っています。
昴坪360 (ゴンピン360)
食事のあとはメトロでランタン島観光へ向かいました。お目当は世界でも有数の長距離ロープウェイ ゴンピン360と大きな屋外大仏です。
MTR東涌線の終点、東涌駅からロープウェイが出ていて、大仏のある、ゴンピンビレッジまで全長5.7km、25分の空の旅です。
ランタン島の大仏は20年前に香港に行った時にも行きましたが、その当時はバスと徒歩で行ってかなり時間がかかった記憶があります。
このロープウェイ、2006年にオープンして、当初は落下事故もあったようですが、その後は通常運転していました。2017年1月から6月までメンテで閉鎖するとのことで、閉鎖直前に乗れました。
混んでいて、待ち時間が長いと聞いていたのですが、平日の午後だった為か、すぐにチケットが購入でき、ほぼ待ち時間なしで乗れました。
ロープウェイは普通のと少し高い底がガラス張りになったクリスタルがあり、ちょっと怖いかなと思ったけど、ガラス張りを選びました。
乗ってすぐに海を越えて上昇していきます。
ガラス張りの底からは景色がきれいに見えます。
こちらが動画バージョン。
東涌駅は香港空港のすぐ近くです。発着する飛行機の様子がきれいに見えました。
空港が近いと知って、香港空港から日本に帰る前に行けないかと考えたのですが、フライトが午後早めだったため難しそうでした。夜のフライトなら、一旦荷物を預けていけるかもしれません。
終点に近づいていくとランタン島の山並みに大仏が見えてきました。
着いたところはゴンピンビレッジ。人工的な観光テーマパークで、レストラン、土産物屋さんがたくさんあります。観光客で賑わっていました。
ゴンピンビレッジの目玉は寶蓮禪寺と天壇大仏です。
天壇大仏
1992年に出来た新しい大仏です。高さ34mと結構な大きさ。268段の階段を上って行きます。
大仏の中には展示室、売店などがあります。
大仏についてはこちらが詳しいです。
寶蓮禪寺 ポーリン寺
もう一つの観光の目玉、ポーリン寺です。1924年建築とわりと新しいですが、香港でも格式が高く賑わっているお寺だそうです。
香港のお寺らしく、参拝客はお線香を買って、供えて行きます。
大仏をバックにして。
結構広くて豪華な境内です。こちらは雄寶殿。
精進料理、デザートが食べられる売店です。ここで一休み。
色々とスイーツが揃っていました。
豆腐に甘いシロップをかけたもの。甘い豆腐も美味しいですね。
スイーツ。ちょうど良い甘さです。
ゴンピンビレッジで土産物を買って、ロープウェイで戻りました。
夕焼けがきれいです。
香港島をトラムで散策
香港名物の二階建てのトラムに是非乗ってみたいと思い、メトロで中環(セントラル)駅へ向かいました。
駅を出るのに戸惑いましたが、なんとかメインの通りに出られて、トラムに乗り、鑼湾(コーズウェイベイ)方面に向かいました。
二階席に座って、風景を見ながら進みます。道路の渋滞のせいか、かなりゆっくりで、景色が見られて観光にちょうど良い感じ。
香港のオフィス街のネオンがきれいです。
停留所で撮影をしているカップルがいました。
たまたまトラムを降りたところに、テレビで見たことがある厄除けの打小人がいました。言葉が通じずよくわからなかったのですが、なんとか、厄除けをしてもらいました。
中環方面に買い物をしつつ、ぶらぶらと歩いて行きました。
途中に市場がありました。
市場の一角で蒸したおこわを売っていたので、鶏爪、キャベツのご飯を買いました。
すぐに陶器から発泡スチロールのお弁当箱に移してくれました。
ご飯は鶏の旨みと八角などのスパイスの味が美味しいです。鶏爪はコラーゲンたっぷりです。
総菜屋さん。
香港のベビーカステラ、鶏蛋仔(ガイ・ダーン・ジャイ)を買って食べ歩きです。
ナイトマーケットの様子。
歩き疲れたので、メトロで佐敦(ジョーダン)駅に戻りました。
合成飯店でディナー
ディナーは昼間に歩いて、ローカルな感じで良さそうだなと思った合成飯店で中華料理にしました。地元の人で賑わっていました。
メニューには英語も書いてあります。50HK$〜と店の感じからしたらちょっと高いか。
中華料理でよくありますが、とにかくメニューの数が多いです。
シーフードを中心に色々と頼んでみました。
こちらは豉椒炒蜆。あさりを豆豉醤で炒めたもの。香港では定番だそうです。ジューシーなあさりが美味しいです。ビールによくあいます。
骨つきの豚肉とネギ、玉ねぎを鉄鍋で炒めたもの。熱々です。近くの人がみんな食べていたので、我々も、と頼みました。
チャーハン。ぺしゃっとして味もあまりせず、残念な出来でした。
メインはカニの炒め物。350HK$、5000円と他の料理に比べて格段と高いメニューです。この店でどうかな、と思ったのですが、絶対におすすめ、というので頼みました。
かなり大きなカニがぶつ切りになって、ちょっとスパイシーに仕上がっています。
が。。。カニの味がほとんどしません。そういうカニなんでしょうか、処理が悪いんでしょうか。非常に残念でした。
やはり高い料理はそれなりの店で食べるべき、かなと思いました。
ディナー後は会社の香港オフィスの同僚とホテル近くのバーで一杯。
最後の日はホテルの近くで買い物をして、空港へ電車で向かいました。
太興 Tai Hing
空港での食事は焼味、肉のローストで有名な地元のチェーン太興の香港空港店にしました。
こちらがランチメニュー。ロースト中心ですが、他にも色々とメニューがあります。
ガチョウのローストが見えました。
ガチョウの脚のローストご飯です。皮はパリパリ、肉はしっとりして、旨みが十分。ソースがちょっと少なめでしたが、全体的に満足のいく美味しさでした。
こちらはオススメだという、ワンタンが入った鶏のスープにご飯。こちらは他の料理より少し時間がかかるようです。
サムゲタンっぽい料理を期待していたのですが、鶏の旨みがあまり感じられないスープで、しかも、味がぼやっとして、ちょっと残念。これではご飯を入れてもいまいちです。
香港旅行中、何度か鶏肉を食べましたが、いずれも、似たような感じで鶏の旨みが感じられず、いまいちでした。たまたまでしょうか。
これでマカオ・香港旅行も終りです。物価はちょっと高めですが、割と気軽にいける海外旅行。次はいつ行けるでしょうか。
[rakuten:book:17946421:detail]
[rakuten:book:16876972:detail]