鎌倉の隠れ家定食屋 筍
鎌倉観光を終えて、カフェバーでJazz/民謡を聴いた後に、遅めのディナーの店を探していて、見つけた定食屋さんです。
看板もなく、店のドアの窓に今日のメニューが書いてありました。閉店間際でしたが、狭い店内はほぼ満席でした。店は店主の女性が一人で切り盛りしているようでした。
連れと残っていた2種類の定食を一つづつ注文しました。
料理が出てくるまでに、カウンターの中の様子を見ていましたが、全てに気を使って丁寧に料理している様子でした。
鶏の八角煮定食。ご飯、味噌汁、漬物と小松菜と人参のナムルが付いてきました。八角煮は中華っぽいのかなと想像していましたが、そうでもなく、和風に仕上がっていました。
こちらは鶏バーグ生姜あん。水菜と人参のポン酢あえ付き。生姜の刺激が美味しいです。ご飯はきれいに炊けているし、味噌汁はちょうどいい具合の出汁と味噌の量です。外食している、というよりか、親戚の家に食べに行って、美味しい食事を出してもらった感じです。
食べ終わって、カウンター内を見ていて、鰹節削り器が見えたので、聞いてみたら、毎回鰹節を削っているとのことでした。繊細な味がするはずです。ご飯も土で毎回時間をかけて炊いているそうです。優しい味がするのも納得です。
映画に出てきそうな格好いい店でした。雰囲気もよく大満足でした。