五反田の知る人ぞ知る広東料理の老舗 亜細亜
五反田東口の駅前の中華 亜細亜に行ってきました。
先日、テレビの五反田グルメの特集で出ていた自家製しゅうまいがなんとも美味しそう。前からよく前は通っていましたが、行ったことがなかったので、行ってみました。
この店、なんと1947年(昭和22年)の終戦直後の創業でなんと72年にもなります。 五反田の繁華街の入り口近くにあり、五反田の復興の歴史と一緒に歩んできた店なのでしょうか。
亜細亜
亜細亜は五反田東口のバスターミナルを挟んで向かいにあります。駅からも見えるわかりやすい場所。ちなみにすぐ裏手は洋食の老舗グリルエフです。
グリルエフが昭和25年なのでほぼ同時期にオープンしたんですね。
五反田の老舗、といえば、こちらもどうぞ。
地図で見るとこちらですが、五反田東口駅前です。
店の前のショーケースには中華料理の定番が並びます。
この店、食べログでも3.58と高評価の店です。
古老肉とかいてすぶた。
この日のスペシャルはしゅうまい、すぶた、青菜炒め、しめじモンゴウイカ炒めなど。
店内は一見狭いですが、2階もあり、44席もあります。
4人がけ以上のテーブル席ばかりです。1人で行きましたが、予約客がいたのか少し待ちました。相席とかはしないようですね。
日替わりランチ、定食、コースなどもあります。ランチは750円とお手頃なお値段です。
メニューは結構多くて目移りします。食べログによると裏メニューの焼き豚チャーハンが美味しいみたいです。
今回はしゅうまいは必須で、あと酢豚が食べたかったので、焼売定食(750円)にすぶた(小)1100円にしました。
奥のテーブルに焼売が大きな蒸籠に入って置かれていたので写真を撮らせてもらいました。さすがの迫力。
古びたメニューが格好良いです。蒸し魚などもあるんですね。
シュウマイ定食
大振りのシュウマイ4個にスープ、ライス、ザーサイ。
かなり大きなシュウマイは柔らかくて箸を入れると溶けてしまいそうなほど。
餡も大きめの玉ねぎに柔らかな豚肉が絶妙な甘みです。
長年作っている完成された味、って感じで絶品です。これだけを食べにくる価値のあるシュウマイ。
酢豚
一品料理は酢豚(S)。カリッと揚がっている豚肉に大きめに切った、きゅうり、玉ねぎ、にんじん、そして、酢豚と言えば、のパイナップル。
これが甘酢餡で炒められていました。
この豚肉と酸味のある甘酢餡は酢豚ならでは。
少し生目で仕上げられた野菜にかりっとした豚肉がよくあいます。
酢豚なのにさっぱり感が強い一品でした。
町の中華って感じの店構えですが、料理はそれ以上。(値段もそれなりです)五反田の老舗の名店だと思います。
- 作者:
- 出版社/メーカー: 交通新聞社
- 発売日: 2019/09/21
- メディア: 雑誌