鴨のすき焼きが美味しい! 五反田の鳥料理それがしに行ってきました。
五反田の鳥料理のコースの店、鳥料理それがしに行ってきました。食べログで当日に予約できる五反田の評判の良い店を探していて見つけた店です。
五反田、恵比寿でチェーン展開する株式会社JO系列の店。五反田に酒場それがし、肉料理それがし、そして、この鳥料理それがしとあります。どこも食べログで点数が3.7近くと評判が良いです。
昨年行って大満足だった同じく五反田の鳥しき出身のシェフの焼き鳥の店、とり口も同じ系列です。
この店は焼き鳥ではない鳥料理の店、との事です。
鳥料理それがしはあのミート矢澤本店、元祖のハンバーグの店のすぐ近くにあります。五反田から歩いて7-8分ほどの目黒川沿いです。
店内に入ってすぐのカウンターに案内されました。コンパクトにまとまった店内ですが、キャパシティは28名もあるそうです。
カウンターの中の担当の店員さんが専属でついてくれて、料理の説明をしてくれたり、すき焼きの調理をしてくれました。この価格の店ではちょっとスペシャルな感じです。
コースは各月内容が違うスタンダードな4,800円のコース、6,000円の限定の淡海地鶏コース、そして12,000円のスッポン、フカヒレ、フォアグラなどの極みコース。
今回は6月のスタンダードの水無月コース、4,800円にしました。
スープ、前菜の盛り合わせ、ささみフライ、サラダに選べるメインは+1000円で鴨すき焼きをチョイス。そして、+600円でコース限定のフォアグラサンドも追加しました。
日本酒のメニューも充実しています。
このコースに合うものを、とのことで、広島の富久長を出していただきました。
きりりとした旨味の強いお酒。
■もろこしのコーンポタージュ
最初は初夏にちょうど良い冷製スープです。とうもろこしのムース、じゅん菜にもろこしスプラウト。ちょっと重めのスープですが、よく冷やされていて最初のアペタイザーにぴったり。じゅん菜の食感が絶妙です。
■とりと季節の盛り合わせ
見た目も綺麗なプレートです。
オクラ豆腐、とりの西京焼、よだれどり、さくらんぼの白和え、とりとキノコのテリーヌ、水茄子とせせりの味噌和え、レバニラ、メキシカンヤングコーン、白レバームース。
一品づつ少しづつ。全部凝っていて美味しいです。特に気に入ったのはよだれどりととりとキノコのテリーヌ。
次のお酒は猫のラベルが気に入った萩の鶴にします。
■ささみフライ
次の料理はささみフライ。真ん中がレア気味に仕上がったフライに青唐辛子のソース。もう少しささみに下味がついていれば良かったかも。淡白な味。
■桃と色々トマトのサラダ
トマトの酸味とトニックのジュレがよくあう爽やかな一品。
■フォアグラサンド
追加のフォアグラサンド。サンドというよりフォアグラのどら焼きのような感じ。フォアグラは脂っこ過ぎず美味しいです。
■鴨のすき焼き
そしてメインの鴨のすき焼きです。むね肉、もも肉、砂肝、ハツ、レバー、つくね。そして、しいたけ、豆腐、ねぎ。
カウンターの中の店員さんが説明しながら丁寧に全部調理してくれます。この店はこのサービスがメインなんでしょうね。かなり嬉しい演出です。
次のお酒はにごりの英雄です。酸味のあるにごりがすき焼きにちょうど良いです。
担当の店員さんがすき焼き鍋で次々に焼いてくれます。
ある程度焼けたところで割り下をイン。すき焼きらしく溶き卵をつけて食べます。
店員さんが食べ頃を教えてくれます。岩手の合鴨とのことですが、どの部位もハズレなし。鴨のレバーを食べるのは初めてでしたが、食感、味ともに完璧。
最近、同じ岩手の合鴨をふるさと納税でいただいて食べていたのですが、お店で食べるとここまで違うのか、ってほどの完成度の高さ。
最後に残った鴨のだしに卵を絡めてご飯に載せた卵丼。鴨ダシが濃厚に出ていて、完璧な締めです。お腹いっぱいだったけど全部食べてしまいました。
■甘味
デザートは青汁シャーベット、コーヒー牛乳アイス、酒粕アイス粒あん最中、黒糖わらび餅、和三盆ほうじ茶プリンから好きなだけ食べられます。連れは全部注文しましたが、別腹ってことで完食です。
それがし系列の店2軒目ですが、先日行った焼き鳥のコースの店、とり口と色々な面で共通点があります。
両方ともに、手頃な値段で、おしゃれで普通以上に美味しいコース料理が食べられて、手厚いサービスが売りって事でしょうか。特に5000円程度のコースでこのサービスはお値段以上、って感じです。
他の系列店にも行きたくなる満足度でした。
鳥料理 それがし (鳥料理 / 五反田駅、大崎広小路駅、不動前駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.9