なぜ評価が高いのかよくわからない五反田の老舗洋食店 グリルエフ
五反田東口の繁華街の入り口の奥にひっそりと佇む昭和25年創業の老舗洋食店 グリルエフに行ってきました。
五反田界隈に10年ほど前に引っ越してから、ずっと気になっていた店。あまり綺麗な外観ではないのに、外に出ているメニューを見るとちょっと高いな、と思ってなかなか行けなかった店。
少し前にテレビドラマ 吉祥寺だけが住みたい街ですか?で出ていて思い出しました。
かなり期待して行ったのですが、正直、最近、行った店の中でも最低の経験になりましたので、ちょっとネガティブな記事になります。なんで、食べログでこんなに評価が高いのか疑問です。
グリルエフ
F
五反田東口を降りて、バスターミナルをこえて、エクセルシオール、カラオケ屋などの並びを入っていったところにあります。駅を降りて徒歩1分。
かなりレトロな外観です。
土曜日の遅めのランチで、14時のラストオーダーまで30分ほど。店内はカウンターにテーブル席が4つ。2階もあるらしいです。
ほぼ満席でしたが、相席でいいですか?と聞かれたので、OKし、テーブルにカップルが座っているところに2人で相席します。隣のテーブルは空いていたので、予約席なのかな?と思いつつ。
洋食メニューが並びます。たいめいけん、浅草ヨシカミなど有名洋食店と同じくらいの値段ですね。
一番有名なハヤシライスはメニューにない"裏メニュー"だそうです。
待っているうちに隣の空いているテーブルが埋まりました。なんで相席させたのか不思議です。
ポタージュ 600円
ポタージュを頼みました。玉子が入ったポタージュスープ。ちょっと塩味が濃いですね。
メインを待っていると、相席していたカップルが空いた2人のテーブルに案内されました。そのあとに別の人が来てまた相席。落ち着きません。それなりの値段の店なのに。
カウンターが空いたので、移れるかな、と思ったら、後から来たお客さんが案内されました。
なぜ?と聞いてみたら、ウエイターがライスを持ってきて、ぽん、とテーブルに置き、ライスが出たら席を移動出来ない決まりなんです、との事。
さすがに納得が行かず、なぜ、と聞いている間に、カウンターがまた空いたので、今度こそ移動させてもらいました。
カニコロッケ 1,500円
ここでメインの一品目、カニコロッケが出てきました。カニコロッケは2個。そして、ライスが付きます。
まろやかな大きめのカニコロッケです。味がしっかりついていて、ソースは必要ないです。ただ、カニ風味はほとんどありません。普通のカニコロッケ。
ハヤシライス 1,300円
グリルエフで一番人気だという裏メニュー ハヤシライス。山盛りのルウがカレーの入れ物に入ってきます。薬味にらっきょう、福神漬け、紅生姜が出てきます。
ルウは牛肉の細切り、大きめに切った玉ねぎ、マッシュルーム、そしてグリーンピースを代々継ぎ足しているというデミグラスソースであえているそう。
キッチンの中を見ていると注文があったら、鍋で炒めているみたいですね。
デミグラスソースで味はついているようですが、かなり薄いです。薬味がないと辛いかも
ルウとはいえ、ソースはほぼなく、ほぼ炒め物ですね。玉ねぎがほとんどで、牛肉はかなり少ないです。
特筆するような味ではなく、なんで、こんなに評価が高いのか不思議でした。これで1300円はちょっとないです。
牛肉だけを選んで食べたわけではないです。玉ねぎばかりです。
会計の際にシェフが出てきたので、なんで、店員の対応がおかしかったのか聞いてみたところ、店員のしつけが悪くて、すまなかったとの事。
その横でその店員本人は自分は悪くないと言い訳をしていました。それに対して何も言わない、シェフ。飲食店としてはありえない対応だと思います。
テレビに出たりして、人気になっていて繁盛しているので、一見の客はどうでもいいんでしょうかね。隣の客も文句を言っていたので、我々だけではなさそう。
味、サービスも久々の低評価となりました。なんで、評判が良いのかわかりませんでした。
グリルエフ (洋食 / 五反田駅、大崎広小路駅、高輪台駅)
夜総合点★★☆☆☆ 2.3
日本の洋食:洋食から紐解く日本の歴史と文化 (シリーズ・ニッポン再発見)
- 作者: 青木ゆり子
- 出版社/メーカー: ミネルヴァ書房
- 発売日: 2018/05/18
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る