ほるひーとの日記

食べ歩き、家で作った料理、旅の記録。アジア、南米が特に好き。たまにWeb関係の記事も。

【隠岐旅行】隠岐諸島旅行2日目その2:西ノ島の絶景摩天崖でハイキングとローソク岩のサンセット

隠岐諸島の旅行の2日目の記事その2:西ノ島の絶景摩天崖でハイキングとサンセットです。

1日目は午後に飛行機で着いて、自転車を借りてサイクリング。

jorgito.hatenablog.com

2日目は午前中は隠岐の島の西郷港でかっぱ遊覧船に乗って、フェリーで海士町へ移動。海士町では海中展望舟あまんぼうを満喫。

jorgito.hatenablog.com

内航船で西ノ島に向かい、民宿にチェックインしたあとに摩天崖でハイキングに行きました。

西ノ島

西ノ島は隠岐諸島の島前の三島のうちのひとつ。国賀海岸の地形で有名です。

西ノ島では国賀めぐり定期観光船に乗りたいと思っていましたが、電話したところ、海が荒れていて、ルートを変更との事。

国賀海岸には行かないとの事なので、定期観光船はやめて、国賀海岸の一部の摩天崖でハイキングにしました。なお、国賀めぐり定期観光船ですが、小さな船なのでよく欠航したり、ルートを変更したりするそうです。

nkk-oki.com

西ノ島内の移動ですが、自家用車かレンタカーをオススメします。

 

我々は予約が遅かったせいで島に10数台しかないレンタカーは全て借りられており、バスとタクシーでの移動になり、ちょっと不便でした。

海士町から西ノ島へ

海士町からは島前の三島を結ぶ内航船(小さめのフェリー)で向かいます。フェリーターミナルの端に内航船専用の乗り場があり、自動販売機でチケットを購入し乗船。所要時間はたった7分。

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こちらが内航船の時刻表。1時間半に1本くらいでしょうか。

www.town.nishinoshima.shimane.jp

西郷港に着き、フェリーに合わせて運行している町営バスで島の中ほどの船越にある宿に向かいました。バスは 1時間に1本ほどで行けるところはあまり多くないです。

www.town.nishinoshima.shimane.jp

民宿だるまや

西ノ島で泊まったのはairbnbで見つけた民宿だるまや。大きな和室で、バルコニーにはハンモック。窓からは山をバックに港が見えます。

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バス停からはすぐ近くですが、町からはちょっと遠いです。

素泊まりだったので、食事が少し大変でした。だるまやのご主人は近くで居酒屋を経営しており、普通のご飯だったらあるらしいですが、島らしい海鮮の食事だと町に出る必要があります。

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隣の部屋にはフランス人が長期滞在していました。airbnbだけあって外国人のお客さんも多いようですね。

だるまやではすぐ横で商店もやっていて便利です。これからのハイキングコースは最後まで飲み物を売っていないそうなので、飲み物を多めに買って出発です。

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イカ寄せの浜と由良比女神社

民宿からタクシーを呼んで、途中、由良比女神社に寄って、摩天崖にハイキングに行くことにしました。

由良比女神社へはバスでも行けるようですが、摩天崖へはバスがありません。タクシーで2000円以上とちょっと高いです。

宿から由良比女神社までは10分ほど。タクシーに待っていてもらい観光します。

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由良比女神社イカ寄せ伝説で有名な平安時代から続く神社。

イカ寄せ伝説> 神社の目の前に広がる小さな浜はイカ寄せの浜と呼ばれ、例年11月末頃からイカが打ち寄せられるようになる。これは、その昔、由良比女命が芋桶に乗って海を渡っているときに、海に浸した由良比女命の手をイカが引っ張った(噛みついたとも・・)のでそのお詫びのしるしに、毎年由良の浜にイカの群が押し寄せるようになったと伝えられています。 鳥居の前には、イカが押し寄せてくるのを見張る『番小屋』がある。

http://www.e-oki.net/KankoDetail.aspx?id=13

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神社の前にはイカ寄せの浜があります。

www.town.nishinoshima.shimane.jp

タクシーの運転手の話によると昔はイカが良く押し寄せたが、最近は中国の漁船にイカが沖合で採られてしまうので、イカが来なくなったとの事。

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神社のちかくにはイカのオブジェが。

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タクシーもイカマークです。

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摩天崖でハイキング

再びタクシーに乗り摩天崖に向かいます。急な山道を登って15分ほどです。途中の道は牧場の中だそうで、牛が放牧されています。

摩天崖ロータリーに到着。ここにはトイレがあります。

ウォーキングコースとして海抜257mのここ摩天崖の駐車場からから国賀浜まで下っていきます。1時間程、ほぼ下の道のりです。

国賀浜で日の入りが見える様にゆっくり下って行きます。

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ゲートを越えて中に入るとすぐに馬と牛がいます。穏やかなので、結構近づけます。

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景色はまさに絶景です。

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緑の草原に海に続く急な崖。

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第二次世界大戦の時は見晴らしが非常に良いので日本軍の監視所になっていたそうです。

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強い風の中、草原を下って行きます。他に人はいません。

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途中の展望台で少し休憩。あと太陽が少しづつ沈んでいって、影も長くなってきました。

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下って行くと国賀海岸の奇形の岩の絶景が見えてきました。

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岩に穴が空いている、通天橋が見えてきました。

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途中長い休憩を挟んで1時間強で下まで降りてきました。休憩所で少し休んで、日の入りを待ちます。

岩場には国賀神社。

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日の入りが近くなると、国賀ロータリーから観光客が大勢来ました。

お目当は観音岩(ローソク岩)の位置に沈んでいく太陽。駐車場から降りていく道の中程からだとちょうど良いアングルになるようです。

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太陽も海に沈んでいきました。

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他の観光客は車で来ていましたが、我々はタクシーで帰らなければなりません。少し歩いたところにバス停があるらしいですが、この時間はバスも終わっています。

タクシー会社に電話しようとしましたが、電波が悪くなかなかつながりません。周りが暗くなっていくなか、大丈夫かなと思いつつ、移動しながら何度もトライし、駐車場まで上がってきて、なんとか繋がりました。

タクシーは15分ほどで到着。ここから宿へ行く途中浦郷港のレストランへ向かいます。

摩天崖へ向かった時と違って国賀からの道はわりと普通。浦郷港にもすぐ着きました。料金も1500円ほど。

軽食あすかで夕食

数少ないレストランで夕食です。食事が出来るところはフェリーが着く、別府港と島の中程の浦郷港に集中している様です。といっても数は少ないです。

島のレストランは閉まるのが早いので、サンセットを見てからだとぎりぎりですね。

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漁村で散歩

レストランからもう一度タクシーを呼んで民宿に戻りました。商店だるまやで地元のお酒とおつまみを買って、部屋でゆっくり。

次の日は本土へのフェリーの前に時間があったので、宿の近くを散歩しました。

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のどかな漁村の風景。

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ちょっとした展望台からの町の風景。

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西ノ島別府港からは10:20のフェリーで本土に戻りました。朝食、昼食を食べる場所は無いので、だるまやの売店でおにぎりを買います。

フェリーに合わせて来るバスで別府港へ。レストラン ドンキーで昼食にあご天(とびトビウオのさつま揚げ)も買ってフェリーへ向かいました。