丸亀の骨付鳥発祥の店 骨付鳥 一鶴 丸亀本店
瀬戸内芸術祭の旅行で丸亀から本島に行った後の夜、丸亀の名物 寺岡商店ですだち餃子を食べたあとに、香川県名物の骨付鳥発祥の店、骨付鳥 一鶴 丸亀本店に行ってきました。
前回高松に行った時にも地元の人に高松に数ある一鶴の一つの店に連れて行ってもらったのですが、地元では骨付鳥と言えば、一鶴と言っていました。その通りで、その時の郊外の店は待ちが出るほど賑わっていました。
今回行ったのはその一鶴の本店です。
今回の旅で骨付鳥は2日連続です。前日は高松で一番人気のアーケードにある蘭丸に行ってきました。
一鶴の丸亀本店は丸亀駅から歩いてすぐのところにあります。日曜日の夜で、街は暗く、ほとんど人が出ていなかったのですが、この店は行列が出来ていました。
待つ事、20分くらいで2階の座敷に案内されました。
店内は地元のお客さんがほとんどでしょうか。飲み会風なお客さんなど、大きめのグループが多いようでした。
基本のメニューはどこの骨付鳥の店でも一緒です。
歯応えがあって、旨味がたっぷりの成鳥、おやどり(1,062円)と柔らかくてジューシーで食べやすいひなどり(941円)。
おやどりはわりと固いので、初めての人にはひなどりがおすすめです。
骨付鳥以外にもとりめし、むすびが定番で、それ以外にもおつまみが色々とあります。
一鶴の食べ方を説明したシートがありました。
紙ナプキンで骨の部分を巻いて、ガブリつく、とのこと。そして、キャベツやおむすびはとりのタレをつけて。
20分ほど待っていると、一度に全部の注文が揃いました。キャベツは標準で出てきます。とりめしとむすびはスープ付きです。
こちらはひなどり。こんがりと焼けています。
見るからに美味しそう。ガブリつくとパリッとした皮の下に肉汁の閉じ込められたジューシーなお肉が口の中で踊ります。
さすがの人気店の味。脂たっぷりでジャンクな感じがビールによく合います。スパイス感はちょっと少なめでしょうか。
そしてこちらはおやどり。ひなどりと違って切り分けられていました。
こちらは少し歳をとった鳥の肉で、かなり固いのですが、噛めば噛むほど旨味がお肉から染み出てきます。これこそ、骨付鳥、っていう人も多いらしいです。
鶏の出汁で炊いたご飯に錦糸卵がたっぷり乗った、とりめし。骨付鳥との相性抜群です。
最後にむすび。骨付鳥の余った油につけて食べます。油をご飯につけて食べる、ヘルシーさのかけらも無い料理です、罪悪感しかしかないですが、骨付鳥はこれがいつも楽しみ。
一鶴の骨付鳥、完成された味で、高松で定番なのもわかる気がします。KFCのチキンにも通ずるような定番のやみつきになる味です。
骨付鳥 一鶴 丸亀本店 (鳥料理 / 丸亀駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.5
るるぶ香川 高松 琴平 小豆島 直島 ’20 (るるぶ情報版(国内))
- 作者: JTBパブリッシング
- 出版社/メーカー: JTBパブリッシング
- 発売日: 2019/03/08
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
香川県丸亀の餃子の老舗 寺岡商店 丸亀本店ですだち付き餃子
高松から電車で30分ほどの丸亀の名店 寺岡商店 丸亀本店で、すだち付き餃子、ニンニク餃子を頂いてきました。丸亀というと、讃岐うどんの丸亀製麺を思い浮かべますが、実は丸亀の店ではないそうですね。他に骨付鳥の一鶴も有名ですが、じつは餃子も有名らしいです。
この日は瀬戸内海芸術祭旅行の3日目。丸亀から瀬戸内芸術祭の会場の本島へフェリーで渡り、自転車を借りてアート廻り。丸亀へ帰ってきてからディナーです。
丸亀の夜は日曜日、というのもあったのでしょうが、かなり静かで人通りが少ないです。
日曜日ということもあり丸亀駅周辺の飲食店は空いている店がかなり限られます。
寺岡商店 丸亀本店は商店街を抜けてちょっと歩いたところ、駅から歩いて15分くらいのところにあります。周りにも居酒屋、レストランなどがいくつかありました。
店構えはかなりレトロな感じです。
寺岡商店はこの丸亀本店と高松の繁華街にある高松瓦町駅前の2店舗。そして、なんとタイのバンコクにも出店しているそうです。以前は池袋の餃子スタジアムにも店を出していたそうです。
店内は全てテーブル席で、1/3くらいテーブルが埋まっていました。地元のグループの飲み会、カップル、そして、1人で餃子にライスも頼んで定食風に食べている人もいました。
餃子は2種類。すだち付き餃子は7個で380円、ニンニク餃子は7個420円です。
お土産の生餃子もあるそうです。
他にも一品料理が色々、ライス、そして、鉄鍋おかゆも有名だそうです。
最初にすだち付き餃子2人前が出てきました。
初めてかと聞かれて、店員さんがタレを作ってくれました。半分のすだちを絞ってくれて、かなりの量の胡椒も足します。
ちょっと小さめのにんにくの入っていない、さっぱりとしたちょっと甘みのある餃子です。餃子の具とすだち、胡椒の味のバランスがちょうど良く、 上品な味の餃子に仕上がっています。
ニンニク餃子。大根おろしに醤油で食べます。
こちらも大根おろしでさっぱりとした 味に仕上がっています。
この後があったので、これで終わりにしましたが、いくらでも食べられる感じの美味しい餃子でした。
高松、丸亀に行ったら一度寄って見る価値のある店だと思います。
(なお、記事の冒頭に書いた、丸亀製麺は丸亀発祥ではなく、兵庫県だそうですが、丸亀のイメージと社長の親に丸亀に縁があったとの事で、名付けられたそうです)
寺岡商店 丸亀本店 (餃子 / 丸亀駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.9
Casa BRUTUS(カーサ ブルータス) 2019年 8月号 [アートを巡る夏の旅。]
- 出版社/メーカー: マガジンハウス
- 発売日: 2019/07/09
- メディア: 雑誌
- この商品を含むブログを見る
香川県丸亀の讃岐うどんの百名店 中村うどん
瀬戸内芸術祭の旅の3日目は丸亀で丸亀城観光に行って、船で本島でアートの展示を見に行きました。
せっかくなので丸亀城の前にどこかで讃岐うどん、と思って見つけたのが、高松から丸亀に行く電車で丸亀の1駅前の宇多津駅から1km弱くらいのところにあるうどんの食べログの百名店の中村うどん。
宇多津駅からは駅の前で待っていたタクシーで行きます。1000円かかりませんでした。
歩くと15分くらいのようですが、郊外のショッピングセンターなどがある区域で、歩いている人はほとんどみかけません。
中村うどん
ちょっとわかりにくいところにある店です。
11時頃でしたが、店内はちょうど満席。メニューを見て、注文を事前に決めておきます。
うどんの量は大(2玉)か小(1玉)から選びます。
熱いうどんはかけ、湯だめ、釜たま、釜かけ。冷たいのはしょうゆ、ひやひや、ざる風、ひやあつとあります。定番はかけ、だそうです。
値段は230円〜380円でそれに1個100円程度の天ぷらのトッピング、とかなりお手頃なお値段です。
入り口近くでは職人さんが麺を打っているの見えました。
店内はほぼほぼ地元のお客さんな様子で観光客らしいのは他に1-2組。
順番が来るとまずは、入り口の店員さんに注文を聞かれました。一旦着席し、麺が出来たら再度呼ばれるので、セルフサービスコーナーに行ってどんぶりに入った麺をもらいます。
ここから注文によってここからが変わります。
ひやあつの私は茹でたての麺にそのまま出汁を注ぎます。かけの連れは一旦麺をあっためて、出汁を注ぎます。
そのあと、トッピングを自由に追加します。ネギは1人1杯まで。生姜は自分で擦って入れます。
どんどん揚げたてが追加される天ぷらは1個100円程度です。
天ぷらはかき揚げ、玉ねぎ、いかげそ、ちくわ(磯辺揚げ)、さつまいも、れんこんなど種類が豊富です。あげ(きつね)もありました。
讃岐うどんの定番のおでんはも頂きます。こちらもセルフサービスです。
こんにゃく、練り物、牛すじにたっぷり辛子のソースをつけて頂きました。
こちらはひやあつ。ぬるめのおうどん。
打ち立ての麺は細め。麺が層になっていて、出汁が染み込むのが美味しい。コシもありもっちりとして、小麦粉の味もよく食べ飽きないです。
薄めの味の出汁もちょうど良い具合で麺にあっています。
こちらは定番のかけ。天ぷら自体はサクッと上がっていて、油もあっさりめ。うどんにあって主張しない味です。
おでんと、大(2玉)に天ぷらを3個追加しましたが、あっというまに完食してしまいました。
さすがの讃岐うどんの名店。誰にでもおすすめできる店です。丸亀観光の際に行くのにもちょうど良いと思います。
中村うどんのあとはアプリでタクシーを呼んで丸亀城に行きましたが、こちらも1000円強でした。
中村うどん (うどん / 宇多津駅)
昼総合点★★★★☆ 4.1
うどん手帖 (死ぬまでに一度は食べたい!!全国の名店50+α)
- 作者: 井上こん
- 出版社/メーカー: standards
- 発売日: 2019/03/25
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
まっぷる 香川 さぬきうどん 高松・琴平・小豆島'20 (マップルマガジン 四国 3)
- 作者: 昭文社旅行ガイドブック編集部
- 出版社/メーカー: 昭文社
- 発売日: 2019/03/05
- メディア: ムック
- この商品を含むブログを見る