高松空港からアクセスの良い食べログ2019百名店の讃岐うどんの店 山越うどん
今年2度目の瀬戸内国際芸術祭の旅。今回は高松空港から入って、讃岐うどんを食べ、金比羅山観光をしてから瀬戸内海の島へ向かいました。
高松空港に朝到着するので、観光に行く前に寄れる讃岐うどんの店は無いかな、と思い見つけたのが、食べログ2019うどんの百名店の山越うどんです。
讃岐うどんの超人気店で休日には1時間待ちになる事もあるそうです。
山越うどんは昭和19年創業で釜玉うどん発祥の店として知られています。大きな風情のあるお庭でうどんが食べられ、雰囲気も良い店です。
元々製麺所で地元の人がうどんを買いに来ていたそうですが、玉子を持ってきてかけて食べているのを店の人がみて、釜玉うどんを始めたそうです。
山越うどんは琴電綾川駅からタクシーで10分程度(1000円以下)のところにあります。
路線バスで行けない事もないですが、本数が非常に少なくかなり大変のようです。
3km程度なので徒歩でも行けないことはないですが、30分以上はかかりようです。
高松空港に9時過ぎ到着して、丸亀・坂出行きの空港リムジンバスにで琴電綾川駅で降ります。空港からは20分ほど。バスは到着便に合わせてあるようです。
■丸亀・坂出・空港リムジンバス
http://www.kotosan-limousine.com/
ちなみに琴電綾川駅から高松は40分弱、琴平は20分強で行くことが出来ます。
山越うどんは駅前からタクシーで10分もかかりません。駅前にタクシー乗り場があり、タクシーが待っていることは少ないようですが、呼べばすぐに来ます。
■綾南交通:0120-761-118
■大東タクシー:087-877-0211
なお、綾川駅前には新しい大きなイオンモールがあり、コインロッカーもあり、荷物も預けられます。
山越うどん
幹線道路沿いにある山越うどん。大きな駐車場があり、観光バスが寄ることも多いようです。
山越うどんの営業時間は9時-13時30分で定休日は日曜日。
道路からはきれいな庭が見えますが、店内の入り口は脇の道を行ったところにあります。
平日だったので待っているお客さんは数人でしたが、休日は長蛇の行列となることも多いそう。
メニューは名物のかまたま(釜上げ玉子)うどんを中心に、とろろの山かけ、シンプルなかけなど。サイズも1玉の小、2玉の大から選べます。
うどんのサイズはサンプルがありました。
この店はうどんはセルフサービスではなく、注文に合わせて店員さんが作ってくれます。
揚げ物はセルフサービスです。ちょっと変わったものとしてはフライドチキン、カニクリーム、肉コロッケ、じゃがいも、エビだんごがありました。
会計をしたあとのテーブルに出汁がありました。
この特製の出汁は庭の席のテーブルにもあるので、あとでゆっくりかけた方が良いみたいです。
景色の良い庭に席を取ります。
かまたまやま(大)です。釜上げ玉子に山かけです。
結構うどんが多いので、かまたま用のだしは多めにかけても大丈夫そうです。
テーブルには他に生姜、醤油、ワサビ、七味唐辛子、味の素がありました。
もっちりとした王道の讃岐うどんに絶妙にあったと玉子と甘めの出汁。さすがの老舗の味です。
釜揚げのうどんが熱々で玉子が温まるので、早めに混ぜた方が良いようです。もちもち、しこしこのうどんにとろっとした玉子の食感が完璧。
麺と玉子のバランス的には1玉でも良かったかも、とは思いました。
揚げ物はちくわ天とコロッケ。お客さんが少なかった為かちょっと揚げてから時間がたった感じでした。ちくわ天はだし汁の中に入れて食べるとちょうど良いようでした。コロッケはちょっと微妙で、卓上のソースとも食べましたが、冷めているので微妙ですね。
連れは山かけなしの定番のかまたまうどんです。
ごぼう天とあげ。あげって意外にかまたまうどんにあいますね。
2人ともに麺は大に揚げものも追加しましたが、完食してお腹一杯でした。
庭にはお土産売り場もありました。休日は1時間待ちになることも多い讃岐うどんの歴史に残る名店とのことで、待ち時間なしで食べられたのがラッキーだったんだと思います。
山越うどんはAmazonでも売っているので、現地で買えなくてもあとで買う事も出来ます。
山越うどんはうどん廻りのコースでも定番の店ですが、高松空港に朝着いた時に寄るのにもちょうど良いと思います。空港から30-40分程で行くことは出来、そのあとに琴電で琴平や高松へも行きやすい場所です。
山越うどん (うどん / 滝宮駅、綾川駅、羽床駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.9
2007年の讃岐うどんの映画、UDONにも山越うどんが出ていました。