愛媛県松山市街と内子に行ってきました
愛媛県道後温泉と松山市の2泊3日旅行の最後の記事は松山市内と古い町並が残る町内子の観光です。
旅行のメインの目的は道後温泉の山口晃さんのアートフェスティバル道後アート2016でした。
道後温泉で泊まったのはおもてなしの宿、道後やや。
道後温泉では商店街の店で鯛めしを頂きました。
旅行の2日目は松山市観光。
坊ちゃん列車
道後温泉駅から出ている、観光向けの坊ちゃん列車に乗りました。
夏目漱石が松山に住んでいた頃に走っていた電車の復元です。外観は復刻ですが、中身は石炭の蒸気の列車ではなくディーゼルエンジンです。
普通の市電は160円ですが、坊ちゃん列車は800円と、観光客用です。
事前のネット情報ではかなり前の時間に整理券をもらって、とのことでしたが、12月上旬の土曜日の昼ごろは発車時間5分前で乗れました。しかも、車内は半分ほどの客入り。
車内では昔の服装をした車掌さんが説明をしてくれます。
列車は松山市庁の前を通ります。
終点の松山市駅に着きました。
終点では車掌さんが手動で電車を回転させて折り返し運転に備える姿が見られます。こういうオペレーションは珍しいそうですが、結構大変そう。
坊ちゃん列車ミュージアム
松山市駅すぐ近くのスターバックス内の伊予鉄の坊ちゃん列車ミュージアムに行きました。訪問した前日にオープンしたばかりとのことで、列車の車内でアナウンスがありました。
館内はオープン直後で大混雑。中には伊予鉄の歴史の展示と古い坊ちゃん列車の模型が並びます。その時だけかと思いますが、プラレールの模型もありました。
銀天街
なお、観光客向けの店はほぼ無く、普通の商店街です。
アーケードのスーパーの魚売り場。瀬戸内海の小魚が安く売っていました。
アーケードの途中の人気の唐揚げやさん、とりからくん。かなり賑わっていました。
胸肉でちょっとぱさぱさしていましたが、町歩きのスナックにはちょうど良いです。
愛媛のみかんの店がありました。10種類以上のみかんがありました。ホテル道後ややのみかんバーで食べていたみかんが色々と揃っていました。
食べ比べするとわかりますが、甘いのも、酸っぱさが目立つのも、柔らかいのも、と色々あります。理由はよくわかりませんが、種無しが多く、食べやすかったのも特徴です。
全国発送します、とのことなので、実家に詰め合わせを送りました。段ボール箱一杯でも2500円程度でした。
萬翠荘
商店街を抜けて道路を渡り、坂を上ったところのフランス風洋館の萬翠荘に行きました。
よく保存されているフランス風洋館で、館内見学が出来ます。
各部屋にボタンを押したらナレーションが流れる機械があり、ガイド役になるのですが、無いよりはまし、程度でナレーションが長すぎて待って聞くのは辛かったのです。これだったらパンフレットを充実してほしかったなと思いました。
館内には一部関係なさそうなランダムな展示もありましたが、部屋自体は豪華な内装が保持されていて素晴らしいです。
松山城
少し歩いて、松山城へ向かいました。途中の道には観光客向けの店が並びます。
松山城へはロープウェイとリフトが並行して走っていて、どちらでも同料金です。リフトは常時で、ロープウェイは10分間隔。寒い日ではなかったのでリフトにしました。
山の地形をうまく使ったお城です。
日本の城には珍しく?天守に囲まれて中庭があります。イスラム圏のお城を思い出しました。
天守閣からの眺め。
機会設備工事のサインも格好いいです。
松山城から再度リフトで降りて、ロープウェイ・リフト乗り場の前の道で買い物です。
東京にもある今治タオルの伊織や、松山の土産物屋さんなどを覗いていきます。
10"TEN"
みかんの専門店10"TEN"で少し休憩にしました。
贈り物用のみかんジュースが多い店ですが、店内のカウンターやテイクアウトの飲み物等もあります。
みかんハイボールとみかんソフトクリームを頂きました。
夜は松山名物の鍋焼きうどんが食べられる居酒屋せくらさんにしました。
内子観光
松山旅行最後の日は古い町並みが残る町、内子に行きました。
旅のあとに偶然読んだ小説 原田マハの旅屋おかえりの後半の舞台にもなっていました。
旅番組をやっていた元アイドルが、番組が打ち切りになり、「旅屋」として、依頼人の代わりに旅をする話。なかなかの感動作です。
小説の後半で、主人公がやっていた番組のスポンサー会社の社長の依頼で旅をするのですが、舞台が内子でした。全国にさきがけて古い町並みを保存することに熱心だった町とのこと。
内子駅の観光案内所でマップをもらって町の散策に行きます。観光地といっても、週末でも歩いている人はあまりいません。
メインの観光地の大正時代の歌舞伎座、内子座はイベントで中を見ることは出来ませんでしたが、風情のある建物が素晴らしいです。
商店街を進んでいきます。お洒落な店もいくつかあって楽しい町です。
内子の古い薬局が商いと暮らし博物館として公開されていました。
蝋人形が面白いですね。
魚屋で内子名物の丸寿司を買ってみました。おからをシャリにしたお寿司。悪くは無いけど、ちょっとぱさぱさしてたくさん食べるのは辛いです。
内子の町を進むと町並保存地区の坂に着きます。古い町並みに、いろいろな店舗が並びます。
ちょっと怪しい酢卵の店。。
トウモロコシのポップコーン。
坂を最後まで行くと涅槃像のある寺院があります。ここで町並保存地区は終わりです。
坂を下って駅に戻り、内子観光は終了です。
内子から松山駅、そして、松山空港へ向かいこの旅も終了。最後に松山空港で鯛めしを 頂きました。
[rakuten:umai-uwajima:10000013:detail]
[rakuten:umai-uwajima:10000005:detail]