栃木県益子の2016秋 益子陶器市に行ってきました。
陶器の街、栃木県益子で毎年5月と11月に開催される陶器市。
2016年の秋に初めて行きました。40年ほど続いているそうです。
昨年、茨城県笠間で同時期に開催されている陶器市に行って益子の陶器市の事を知り、今度は是非行ってみたいと待ちわびていました。
益子へのアクセス
東京から車無しで益子の陶器市へはいくつか行き方があります。
所要時間はあまりかわらず3時間弱程度です。今回はツアーは売り切れ、バスは座っていけない事があるかな、と思ったので、電車で行きました。
小山まで新幹線で行って、下館まで水戸線。そして、真岡鐵道で益子へ向かいます。
真岡鐵道はレトロなローカル線で観光客向けのSLも走っている路線。
下館駅から各駅停車で40分ほどで益子に着きました。乗客は益子陶器市目当ての観光客がほとんどですが、地元の乗客もちらほら。
益子駅から益子陶器市へは歩いて10-15分ほどです。歩いて駅へ帰ってくる人ともたくさんすれ違いました。
会場の様子
陶器市は坂道の両脇の陶器のギャラリーとその前のテント、そして、道から少し外れた広場がいくつかあり陶器を売っているテントが並んでいます。
坂を最後まで上がっていったところの一番大きな広場にもテントが並んでいました。
観光の中心でしょうか。大きな狸の像がありました。
坂の途中には風情のある窯や、藍染の古民家などがありました。
会場には作家を全面の押し出しているテントから、大きめの窯のどちらかというと大量生産の作品が多いテントもあります。
こちらは大きな窯のテント。
こちらはデザイナー系のテント。ちょっと高めです。
途中で益子名物という焼き鳥を食べました。炭火で焼かれた鶏肉と野菜の大きな串。テーブルで、と言ったら益子焼きの器に入れてくれました。
今回購入した器
メインの通りから少しあがったところの路地裏テントの先にありました。どれを見ても、買いたい、と思う作品ばかり。全然、知らなかったのですが、帰ってきてネットで調べたら結構有名らしい、東峯未央さんと村田亜希さんのテントでした。
シロクマがかわいいです。
シロクマのお皿に北欧風の模様のお皿。
購入したのは以下の2種類です。。
東峯未央さんのツバメの皿
良い作品が多くかなり悩みましたが、見るからにカレーにぴったりのサイズのこちらのお皿にしました。値段は4000円弱とかなりの値段。
買ってきて次の日のお昼にカレーを入れてみました。思ったより大きくてちょうど良いです。
村田亜希さんのボウル
なんとなく見ているだけで気持ちが和らぐ器です。スープを入れるのにちょうど良さそうです。
渡辺篤さんの大皿
大きめのお皿。料理が引き立つ色合いです。和食にも洋食にもあいます。
若林健吾さんの器
諏訪湖で若林さんのマグカップを買ったことがあり、身近な感じ。事業展開をしていて、色々なところで売っているとのことです。手ごろな値段です。
中澤拓也さんの入れ物
工房で先生もやっている作家さんの作品。ドットの模様と色合いが素晴らしいです。
原泰弘さんのすり鉢
実用的なすり鉢。躍動感があり、力強い作風です。こちらに紹介があります。
早速、さんまのつみれを作るのに使ってみました。デザインも良いですが、使い勝手も良かったです。
その他に購入した陶器です。
昨年に笠間の陶器市に行ってから、今度は1年分の食器は益子陶器市でと楽しみにしていたせいか、たくさん買ってしまい帰りが大変でした。これらの陶器を使った料理が楽しみです。