旗の台の鶏料理の名店で鳥づくし 鳥樹 旗の台本店
東急池上線旗の台駅からすぐ近くの鳥料理の名店、鳥樹 旗の台本店に行ってきました。
土曜日の夜だったので、予約無しでは無理かなと思いつつ、ふらっと行って、店の前を覗いていたら大将に呼び止められました。奥の席が空いているよ、との事。
鳥樹 旗の台本店
この店、吉田類の酒場放浪記などメディアで結構有名な店。店内はほぼ満員。寒かったのでまずは日本酒の熱燗にします。 おすすめが張り出してあったので、その通りに何品か注文。 お通しはうずら納豆です。さっぱりしてちょうどいいですね。 そしてスープです。鳥の味が濃厚に出ていました。塩加減もちょうど良いです。食欲が湧いてきます。 混んでいたので、焼き物は時間がかかるとのことで、勧められた煮込みが出てきました。味噌仕立てで大根が入ってます。あっさりめの味付けで、スープまで完食です。 そしてオニオンスライス+ささみ焼き。 この食べ方がオススメだそうです。ささみはレア気味に仕上げてあり、鳥の旨味が感じられます。オニオンスライスもよく合いますね。二人だとちょっと量は多めですね。 そして、モモたたき。たたきと言っても十分に焼いてあります。焼いたもも肉にネギ。特製ソースをかけて食べます。 ポン酢系のソースがパリッと焼けた皮とジューシーな肉にぴったり。これは美味しいです。 奥の席にいましたが、団体さんが来られたので、カウンターに移動しました。 この店は大将が注文を受けてから鳥を切り分けるのですが、さばいている姿がよく見えてラッキーでした。大将には吉田類さんが来た時の話とか、Discovery Channelで特集されたので、外国人がよく来るなど、色々な話を聞かせてもらいました。 そして唐揚げ。かなり大きめの骨つきのぶつ切りを厚めの衣で仕上げています。ジューシーできれいに揚がっていました。 見ていると、店内が狭いせいか、焼き物以外の料理は他のところで作って持ってきているみたいでした。 そして、茶碗蒸し。鳥だしの茶碗蒸しは初めてでしたが、カツオ出汁とも違ってそれなりの良さがあります。 最後の〆にそぼろ茶漬けです。予想通り、同じ鳥のスープに鳥の細切れ肉です。わさびと海苔でさっぱり気味にはなっていました。
ひたすら鳥肉を食べ続ける店ですが、調理がすごく上手いので飽きさせません。 我々は普通の肉ばかり食べてしまいまいたが、レバー等他の部位も色々とあったので、もっとバリエーションをつければもっと良かったのかも知れません。
心残りはもも焼きを食べられなかった事。他のお客さんが食べているのが見えましたが、骨付きのお肉が美味しそうでした。おすすめの名店です。