武蔵小山のフレンチシェフが作ったラーメン 一途
武蔵小山のフレンチシェフがオープンした店、ラーメン 一途。
ラーメン 一途
駅からちょっと離れた住宅地の中、武蔵小山温泉の近くです。ラーメンののぼりが立っており、ぱっと見、ちょっとお洒落なラーメン屋ですが、近づくと”フレンチシェフ”をかなり推しているのがわかります。 先客は1名のみでしたが、食べているうちにほぼ満席になりました。
メインのラーメンが3種類、醤油ラーメンの卓(たく)、カレーラーメン途(みち)とクリーミーカレーラーメン利(とし)。それ以外に日替わりのつけ麺、まぜそば等、サイドディッシュに唐揚げ定食等。 初めてだったので、2人で醤油ラーメンの卓とクリーミーカレーラーメンの利、そして、骨付き鶏もも肉のコンフィ しょう、卵かけご飯を注文しました。
最初に卵かけご飯が出てきました。漬け物とじゃこが付いています。卵、ご飯ともにかなり美味しく、特にご飯はきれいに炊けていました。ラーメンと一緒に食べようと思っていましたが、卵かけご飯はラーメンのスープと合わせるとは合わない感じだったので、別に食べると良いのかも。。
サイドディッシュの骨付き鶏もも肉は鉄板にのって熱々で出てきました。柔らかく骨からきれいに肉が外れます。臭みもなく、美味しいです。ちょっと味が強いですね。 ラーメンは両方、一緒に出てきました。まずは醤油ラーメン。スープを一口飲んでみると、今までに味わった事無い味が広がります。フレンチの技法なのか、牛骨と野菜をメインにした味が醤油と見事に調和しています。歯ごたえのある麺もスープに良くあっています。柔らかい鶏のチャーシューはふんわりレモンの香り?でしょうか。小松菜も食感と味が丁度いいです。量がちょうどいいのでいつのまにかスープまで完食です。
そして、クリーミーカレーラーメン。ちょっとクリーム多めなあっさり目のカレースープです。ベースは醤油ラーメンと同じかな?カレーと言ってもスパイス押さえ気味で、繊細な味です。麺はかなり固めの印象。トッピングは醤油ラーメンと同じですね。全体的に上品に仕上がっているのですが、焦点が定まっておらず、あまりラーメンを食べているって感じはしませんでした。ちょっと印象が薄いです。
全体的に、なかなか食べられない味で満足でした。醤油ラーメンは特にオススメです。色々とメニューも研究しているようなので、次は他のラーメンにもチャレンジしたいです。