祐天寺の人気焼肉店 東京苑 祐天寺
焼肉を久しく食べてないな、と思い、食べログで近くの点数の高い店を探していて見つけた東京苑。10秒ロース?気になります。
予約の電話をしたところ、日曜日でしたが、ディナーは21:30まで全て埋まっていました。
祐天寺駅から商店街を通って、駒沢通りを右に曲がって少しの交差点にあります。知らないと通り過ぎそうな外観。お洒落です。
店内は外国人、カップルが目立ちます。この時間は客入りは半分くらいでしたか。テーブルは広々としていて、愛しいお客様へ、との事。タレ、取り皿等もきれいにセットされています。割り箸にはOmotenashiと書いてあります。気配りはうれしですね。
今日のおすすめとメニューです。メニューは3冊。1冊はこの店のこだわりの説明です。芝浦から毎朝仕入れているそうです。
まずはマッコリをデカンタで。
最初に頼んだのは山芋のナムル。山芋にキムチっぽいソースがかけてあります。悪くないんですが、さっぱりしない味ですね。
食器は特注らしいですが、かなりの重さです。山芋のキムチは食器を近くに寄せないと取るのが大変なので、ちょっと不親切な気がしました。
最初のお肉はタン塩。ごま油にまみれたネギがたくさん。ちょっと固めで、肉の旨みもあまりせず、上タン塩にすれば良かったかな、との感想。
そして、レバのシャトーブリアン(厚切り)。こちらも個性的な器に載っています。洗うの大変そうです。
ちゃんと焼いて食べてくださいね、とのことですが、軽く炙ってレバ刺し感覚で、にんにく、塩、ごま油のミックスに千切りの生姜と食べます。こちらは臭みなく、美味しかったです。
山芋のナムルがイマイチだったので、オイキムチを注文。普通です。
この辺りで、ご飯を頼み、肉を追加。ライス(中)は山盛りです。この時間なので、炊けてから時間が経っているのは仕方ないか。
看板メニューの10秒ロースです。10秒サインも陶器です。脂が多く、タレが弾かれていますね。指示通り、10秒炙って食べます。1枚食べて、んん?薄すぎだからか、旨みもなく、何を食べたんだか、よくわかりません。タレを漬けたり、ご飯と食べたりしましたが、あまり変わりません。中目黒のBeef Kitchenのロースみたいなのを期待してたんですが。
次は別格カルビ。ドライアイスの入った器に盛られています。カルビの大きめブロックが4切れ。特に指示もなかったので、適当に全面焼いて食べましたが、火の通りが悪く、中の脂が生でした。次はじっくり焼きました。こちらの肉は美味しいですが、焼肉というよりはステーキか。別格というほどの味でもないです。
焼き方、最初に言って欲しかったなあ。
ガスのロースターで焼いていきますが、言わないと網は変えてくれないようです。
こちらは卵スープ。化学調味料の味がします。これだけ、その辺にありそうな器です。
名物塩トリュフ(ハラミ)です。こちらも変わった器に入ってます。ハラミはかなりの厚切り。こちらもじっくり焼いて食べます。臭みなくて、肉の旨みだけが感じられて、美味しいです。
全体的に脂が多く、ちょっと前からの赤身ブームは気にしていない模様。赤身のカルビを頼んだところ、売り切れとのことで、最期に中カルビです。そんなに大きいわけではないですが、ハサミも一緒に出てきます。これだったら最初から切っていれば、と思いつつ、切りながら焼きます。
唯一、普通の焼肉の厚さだった、カルビです。やはり脂は多いですが、ごくごく普通に美味しいです。
変わった事をするのなら、焼いてくれるか、焼き方を教えてくれれば、と思いました。
最期にココナッツアイス。連れはこれが一番だったとの事です。
店の雰囲気は良いし、店員さんも礼儀正しく、居心地は良いです。肉の出し方が、ちょっと凝りすぎて空回り、って感じでしょうか。肉の質は良いと思いますが。どの肉も薄すぎか厚すぎで、普通の厚さの肉が食べたい!、と思いました。