鎌倉由比ガ浜駅近くの古民家レストラン 鎌倉 松原庵
江ノ電で鎌倉から2駅の由比ガ浜駅から歩いて数分の住宅街にあるレストラン。 鎌倉に多い古民家レストランです。
土曜日でしたが、混んでいると聞いていたので、土曜日の遅めの2時に伺いましたが、10組ほど前に待っていて、1時間待ちとのこと。さすがの人気ですね。
一旦近くを散歩して、戻り、3時頃に案内されました。
座敷に案内されました。古民家をうまくリノベーションしていて、居心地の良い空間です。 テラス席も良さそうです。
蕎麦屋ですが、色々と美味しそうなメニューが並んでいます。二人で、松原コース(3800円)と鴨せいろ(1720円)、そして、蕎麦屋のだし巻き玉子を注文しました。ドリンクはグラスの白ワイン。
最初に出てきたのはコースの前菜の盛り合わせです。
盛り合わせも綺麗で、一品、一品の味も良く、楽しめました。鴨ロースのたたきは口の中でとろけました。
次に出てきたのは、だし巻き卵。本当に焼いているんだろうかって思うほど、きれいな色でふわふわです。出汁の味も濃厚で、かなり美味しいです。
料理が来るのはちょっとゆっくり目ですが、空間を楽しむには良いのかもしれません。
店員さんはなんども来てくれて、説明してくれたり、お茶を注いでくれたりするのですが、何人店員さんがいるのかなって思うほど、毎回違う方です。それなのに、全然問題なく、料理も出てきます。どうやって状況を管理しているのかな、ってふと思いました。
そして、コースの鴨ロース炙り焼き。厚切りの鴨にいい具合に火が通されており、すごくジューシーに仕上がっています。鴨旨味が濃厚に感じられ、美味しいです。
そして、メインのせいろに野菜のてんぷらです。ここまでの料理はかなりレベルが高く期待していたのですが、そばはコシが強く、風味も良いのですが、特筆するような感じではないです。
天ぷらは正直、残念でした。油がかなり残っていて、口に入れると油が口中に広がる感じで、全部食べられませんでした。まわりの人が食べていた天せいろの海鮮あられ揚げは美味しそうだったので、こっちにしておけばよかったのかもしれません。コースでも追加料金で変えられたようです。
こちらは連れの鴨せいろ。そばは同じなのですが、鴨のつけ汁につけて食べるとそばつゆで食べた時とは別物でした。蕎麦つゆと食べた時はコシの強さが目立ちましたが、こちらは逆に柔らかいな、って感じです。
つけダレは鴨の味が濃厚で美味しいです。大きめの鴨肉も何切れかとネギもあり、飽きさせません。かなり美味しい鴨せいろだと思いました。
そばを食べ終わった頃にはそば湯が来ました。鴨せいろのつけダレを割って飲むのを楽しみにしてましたが、最初に来たのは、かなりぬるくて残念でした。せっかくだったので、そば湯はお代わりして、温かいのを持ってきてもらいました。これで割った鴨のつけだれはおいしかったです。
最後はコースのデザート。杏仁豆腐に蕎麦のジュレ。