品川高輪のチベット＆ネパールレストラン　レッサムフィリリ

品川駅から田町方面に10分程度、都営浅草線泉岳寺駅から3分程の住宅地にあるチベット・ネパール料理のレストランです。

東京にインド・ネパール料理の店は多いですが、本格的ネパール料理を出している店が少ないです。しかもネパールのチベット料理を出している店はさらに少なく、他にチベットの鍋ギャコックを出している店はここ以外にどこかにあるのでしょうか。

第一京浜から少し入ったところにありますが、看板があるので迷うことは無いでしょう。

ネパールから持ってきたという、木製の細工の外観が素晴らしいです。店内もネパールのものでデコレーションされていて、かなり高級な感じです。

週末のランチの時間でしたが、店内はかなり静か。２人でドリンクとAランチ、Bランチを注文しました。メニューを見ていましたが、ネパールに行った時も見たことないような料理が多く、美味しそうです。値段は全体的に高めですね。

日本で飲めると思っていなかったネパールの地酒、ロキシーです。ネパールでは家庭、レストランで作っていますが、日本ではそうはいかないので、輸入でしょうか。700円とかなり高いです。ネパールでは非常に安いですが、これは仕方ないでしょう。

そしてバター茶。凝った容器に入ってきますが、味はお茶にバターを溶かした感じ。山の中に住んでいて、脂肪分が足りない人が飲むのにはいいのでしょうが、我々日本人には脂肪分が辛い味かも知れません。

ランチセットの前菜が出てきました。Aランチはコルサニクララ（鶏肉と野菜のチリ炒めとモモ（チベット蒸し餃子）です。盛り付けが微妙ですが、かなり味は良いです。

Bランチはハリヤリサグ（豆腐のほうれん草ソース添え）とサベジベレコ（たっぷり野菜の春巻き）。春巻きはヨーグルトソースが添えられており、美味しかったですが、ハリヤリサグは口にはあいませんでした。

カレーとライスは両セットともに同じです。今日のカレーはチキンカレーでした。結構辛めのカレーでした。ネパールで食べていたカレーはあまり辛いイメージが無かったので、ちょっと違和感がありました。カレー自体は丁寧に調理されていてスパイスの優しさが美味しかったです。残念だったのはライス。日本のお米、だったのでしょうか、ちょっとぺちゃっとしていて、カレーにあっていたとは言いがたいです。

色々と変わった料理があったので、今度はディナーで行ってみたい店です。

店の名前、レッサムフィリリ(Resham Firiri)はチベットで有名な民謡から取られたようです。店内では、この曲がリピートでずっとかかっていました。ネパール旅行に行った際も何度も聞いていて、サビのフレーズが印象的です。