瀬戸内芸術祭の夜に直島の居酒屋快鮮八代田で刺身、煮魚に絶品亀の手

第1回以来の瀬戸内芸術祭に行ってきました。岡山空港から入り、午前中は岡山芸術交流を見て、直島へ移動。直島は9年ぶりです。この日は直島に泊まり、本村の唯一の居酒屋　快鮮八代田で絶品の刺身、煮魚と亀の手を頂きました。

直島では宮浦でのサイトを見て、地中美術館、李禹煥美術館、ベネッセミュージアムを見て、Booking.comで見つけた本日の宿、本村のゲストハウス　おおみやけに移動しまました。

直前で探したので、直島の宿はベネッセハウスなど満室でここくらいしか見つかりませんでしたが、それもこの美味しいご飯との出会いです。

ゲストハウスおおみやけのある本村は直島では大きめの町ですが、夜、空いている飲食店は港近くの八代田だけだそうです。昼間は瀬戸内芸術祭の家プロジェクトで賑わう町ですが、泊まる人は少ない様子です。

八代田はゲストハウスおおみやけから歩いて数分。夜8時過ぎに着きましたが、なんと店の中に入ったところに10人くらいが待っていました。

しかも全員外国人。直島は外国人が多いなと思っていましたが、ここまでとは。

英語も完璧な店員さんが上手に捌いていましたが、1時間待ちとのこと。仕方ないので待ちます。

1時間ほどして席に案内されました。他に日本人のお客さんはいない様子。なんか不思議な感じですが、これが今の日本の観光地なんですね。

メニューももちろん英語併記。本日のスペシャルだけ英語無しで大丈夫かな、と思っていたら、他のテーブルの外国人のお客さんがこれは何？と聞いていました。忙しいためか、これは翻訳できないそうです。Google翻訳でもするしかなさそうです。

まずは日本酒を。四国各県一銘柄づつのセレクションがすばらしいです。愛媛の宮之浦を頂きます。

最初の一品は亀の手。なかなか食べることがないですが、日本の島に旅行に行くたびに食べている気がします。前回は隠岐で出てきました。

これが絶品でした。柔らかく仕上がっていて、塩味もちょうど良い。日本酒が進みます。

ちょうど大将が出てきたので亀の手について、聞いてみると、前に来たスペイン人にレシピを聞いてアレンジしたとのこと。なんと自分で海に採りに行ってるとか。

自家農園産のオリーブ。こちらも繊細は味が素晴らしいです。こんな爽やかなオリーブはなかなか無いです。

定食の一つ目は刺身。全て地物で、さぬきサーモン、オリーブはまち、たい、タコ。そして、小鉢が3つ、亀の手の味噌汁にご飯。

刺身はどれも新鮮で美味しいですが、炙りのさぬきサーモンが特に素晴らしいです。しっかりとした食感に脂がのっていて、サーモン独特の旨味が立ちます。オリーブはまちは湯引き。大将の技が際立ちます。

連れはタイの煮付け。煮付け具合が絶妙で、ぱさっとせずしっとりとして、身が口の中でとろけました。

正直、外国人ばかりの観光地の店でここまで美味しいご飯に会えるとは思っていませんでした。

大将の料理がどれも素晴らしいです。お客さんは外国人ばかりでしたが、積極的に交流して、料理のヒントも得て生かしているのは凄いです。

何年後になるかわかりませんが、また直島に来たら絶対に行きたい店です。

快鮮八代田 （魚介・海鮮料理 / 直島町その他）
夜総合点★★★★☆ 4.0

Casa BRUTUS(カーサ ブルータス) 2019年 8月号 [アートを巡る夏の旅。]

瀬戸内国際芸術祭2019 公式ガイドブック

直島 瀬戸内アートの楽園 (とんぼの本)

るるぶ香川 高松 琴平 小豆島 直島 ’20 (るるぶ情報版(国内))

池袋チャイナタウンの清真料理 アリヤ 清真美食

先日池袋北口のほぼ中国人しかいない中華料理の店、四季香に行って、異国感と本場の味に感動して、池袋チャイナタウンに再訪しました。

今回行ったのは四季香と同じビルの清真料理アリヤ　清真美食です。清真料理とは羊肉をメインとした中国のイスラム料理のこと。牛と羊をメインとしたイスラム教徒でも食べられるハラールフード。

いつもとはちょっと違う中華ですが、普通の中華料理のメニューも充実している店です。

jorgito.hatenablog.com

2階の店ですが、ビルの外には目立つ青いネオン。

階段からイスラム風の装飾です。

数人待っていましたが、予約なしで、15分ほどで案内されました。広い店内。

青を基調としたイスラム風の装飾が格好良いです。

お通しは豆とじゃがいもの細切りの炒め物です。

店内はほぼほぼ中国人でほぼ満席。ファミリーから若いグループまで。

日本語がほとんど聞こえてこない異国感。

食べているものはみんな違う感じですが、ラム串は頼んでいる人が多いようでした。まわりのテーブルをみてもかなりの量を頼んでいました。中華、って感じです。

お通しの豆がビールによくあいます。

メニューは10数ページと色々とあります。メインはイスラム系中国料理のようですが、中華料理ならなんでもありそうな感じです。

ベーシックなラム肉の串焼きです。ジューシーなラム肉にクミンなどのスパイスとゴマ。肉の旨味が強いです。

羊の卵串焼きとラムの豆串焼き。どの部位かわかりませんでしたが、脂多めの部位に、さくっとしたお肉の部位。タレがしみていて、美味しいです。

牛の玉串焼き。玉って何でしょう？

ここで全てのテーブルにサービスでオレンジが出てきました。さわやかでちょうど良いですね。

肉まんです。普通に美味しい。

あふらの海老とレタスと海鮮炒めです。絶妙な味付け。中華らしく油が多いですが、そのおかげレタスと海老がきれいに仕上がっています。

そして近くの人が食べていて美味しそうだった、鍋を注文。店員さんに聞いたところ、ハチノスの鍋とのこと。

唐辛子がたくさん入っていてかなり辛いですが、ハチノスなどの内臓、ネギなどの野菜、豆腐に味がしっかりしみていてかなり美味しいです。

この辺りでちょうど良い量でした。これで2人で6000円程度とかなり安いです。池袋の本格中華は一品の量が多いので、少人数だと色々は食べられないかも知れないけど、値段はかなり安いです。

いつもとちょっと違う清真中華で異国感を味わえました。

アリヤ 清真美食 池袋店 （アジア・エスニック（その他） / 池袋駅、北池袋駅、東池袋駅）
夜総合点★★★☆☆ 3.8

厳選70軒 最強のデブリシャス - 年間1000軒を食べ歩いて見つけた本当の名店 -

アイラブ台湾屋台めし (コミックエッセイの森)

週刊ダイヤモンド 2018年 7/7 号 [雑誌] (ニッポンの中国人　全解明)

今度渋谷に移転する中目黒のフィッシュバーガーの名店 deli fu ciousに行ってきました

9月29日で一旦閉店し、11月22日から新装オープンする渋谷パルコに出店する、食べログハンバーガー2019の百名店、deli fu cious（デリファシャス）に閉店直前に行ってきました。出汁巻き卵ドッグがとにかく絶品でした。

渋谷パルコの店舗でも同じメニューで提供されるそうです。

deli fu cious（デリファシャス）

中目黒駅から大通りを渋谷方面に歩いて入ったところのお洒落な店舗。土曜日の昼で4-5人ほど待っていました。

テイクアウトのお客さんも結構いるようでした。

少しして奥に案内されました。凝っている内装で格好いい店内です。

すし職人が作るバーガーとのことでメニューには魚メインのバーガーが並びます。フィッシュバーガーは魚のフライが多く、西京焼き、カニクリームコロッケもあります。ホットドッグタイプは活け〆煮穴子の天ぷらドッグに寿司屋らしい出汁巻き卵ドッグ。

ドリンクも色々と揃っています。キリンハートランドの生を頂きます。

バーガーは小さめとのことだったので、2人で漬けマグロと昆布〆フィッシュ&チップスを頂きました。タルタルソースがついてきます。

ちょっと衣が厚すぎな感じで魚の味があまり感じませんが、悪くはないです。

おすすめ、そして定番の漬けマグロチーズバーガーです。

結構小さめなバーガーです。具はマグロのフライ、少し柔らかくなったキャベツ、アボカドなど。付け合わせは紅生姜。

すべての味が絶妙なバランスで調和しており、具の食感も心地よく、流石の一品です。すし職人が作ったバーガーってことで、味のバランス、調和を重視しているんでしょうか。

縦長でちょっと食べにくいのが難点です。

隣のお客さんが頼んでいて美味しそうだった出汁巻きドッグ。これがフィッシュバーガー以上の衝撃でした。

丁寧に焼かれた出汁巻き卵がトーストされたバンズにぴったり。この店は食感を考えたバーガーが上手ですね。

出汁巻き卵はふわっとして出汁の味が強すぎず滑らかな味。

これだけを何度でもリピートしたい感じの絶品でした。隣のお客さんさんはこれだけを目当てに通っているようでした。

渋谷パルコでオープンしたら行列必須ですね。

deli fu cious （ハンバーガー / 中目黒駅、池尻大橋駅、代官山駅）
昼総合点★★★★☆ 4.0

中目の黒本 Vol.5: ナカメのガイドブック

田園都市生活 Vol.58［雑誌］

東京中目黒　ステーキなぐら　ステーキ屋がつくった牛肉カレー 18-8288-181