恵比寿の京鼎樓 恵比寿本店で旨味たっぷりのスープが溢れ出す小籠包と麺のランチ
天気の良い9月の日曜日に恵比寿で中華のランチです。
中華の名店が多い恵比寿でもかなり評判の良い恵比寿東口駅前の小籠包の専門店京鼎樓 恵比寿本店に行ってきました。
休日は2000円以下でお洒落なお店で絶品小籠包が入った6品のランチセットが味わえるお店です。
予約無しでふらっと行ったのですが、遅めだった為か、少し待っただけで入れました。ほとんどのお客さんは予約をしていたようで、予約がおすすめです。
京鼎樓 恵比寿本店
外から見えるところで点心を蒸していました。京鼎樓は台湾から来た小籠包の店ですが、日本でチェーン展開をしていて全部で30店舗くらいあるようですね。ここはその中の本店です。
店内はいかにも恵比寿って感じのお洒落な方々が多いですね。女性の方がかなり多いです。カウンターもあり1人のお客さんも。
ランチのメニューは以下の通りです。
鼎セット(休日限定)1930円
▫️料理長おすすめの前菜
▫️江戸菜のあっさり炒め
▫️小籠包、烏龍茶小籠包
▫️海老のチリソース
▫️選べる麺又は飯(担々麺、ワンタン麺、サンラータン麺、海老炒飯)
▫️杏仁豆腐
小籠包ランチセットは小籠包に麺かチャーハンのセットが1500円程度。鼎セットにない海鮮五目焼きそばセット1750円もあります。
ランチ小籠包も小籠包、烏龍茶小籠包、蟹肉小籠包とあります。
台湾の店らしくテーブルに中国茶がありましたが、暑かったので、ビールも一杯頂きました。
注文は2人ともに鼎コースで片方はワンタン麺、もう片方は海老炒飯にします。
料理長おすすめの前菜
前菜はお豆腐に海老を塩味のネギのソースで和えたもの。
江戸菜あっさり炒め
中華の定番の青菜の中華炒めに似た品ですが、江戸菜のあっさり炒めです。炒め具合と味付けが絶妙で食欲が増します。
小籠包、烏龍茶小籠包
メインの一つの小籠包。一人一人蒸し立てが蒸籠で出てきます。普通の小籠包が2個に烏龍茶小籠包が2個。店員さんのおすすめ通り、黒酢と生姜で食べます。
レンゲに小籠包を乗せて、黒酢と生姜を少し。熱々なのでレンゲの上で小籠包に少し穴を開けて、ふうふうして、一気に食べます。口の中でちょうど良い小麦粉の旨味の皮、ジューシーな具、そしてスープが一体になります。
これは美味しいです。台湾の名店と比べても遜色の無い味では無いでしょうか。
海老のチリソース
次はエビチリです。ワンタンを揚げたものがついてきます。海老はぷりっとして美味しいですが、ふつうですね。
ワンタン麺
連れのメインはワンタン麺。ぷりっとして、良い具合に溶けているワンタンが美味しいです。スープはさっぱりと中華屋さんの麺って感じ。
海老炒飯
大きな海老と卵たっぷりの海老炒飯に卵スープ。
上品な味で炒飯はもうちょっと雑味があっても良いかなと思いましたが、普通に美味しいです。
最後はデザートの定番の杏仁豆腐です。
2000円以下でこの雰囲気の店でこのクオリティーはかなりCP良いと思います。ちょっと豪華なランチを堪能させてもらいました。
京鼎樓 恵比寿本店 (台湾料理 / 恵比寿駅、代官山駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.6
武蔵小山の隠れ家フレンチビストロ エメ(Eme)
広く落ち着いた店内でお手頃価格の優しい味のフランス、バスク料理を頂きました。
エメ
エメは日本一長いアーケードで有名なパルム商店街から脇にそれて少し歩いたところにあります。なんと、お洒落な観葉植物店の中の奥がお店です。
外に案内は出ていますが、一見、レストランとはわかりにくく通り過ぎてしまうかも知れません。
金曜日の夜にふらっと入りましたが、店内は半分ほど埋まっていました。
店内は天井が高く、席間も広めに取ってあります。シックな雰囲気で広く感じる空間。今回は2時間滞在しましたが、ゆっくりと時間が過ごせました。
まずはドリンクを頂きます。
ワインでもと思いましたが、バスクのシードルがリストにあったので頂きました。
フレッシュな香りが爽やかで暑い夏の一杯目にぴったりです。
本日のおすすめは黒板に書いてありました。和の食材を使った創作料理が多いです。
こちらがメインのメニュー。2人だったのですが、前菜を3-4品にメインがちょうど良い量とのことでした。
一品毎にちょっと高めですが、前菜の一部とメインは1人前を2人分に別の皿に取り分けてくれました。
天然海老のビスクのクレームブリュレ
最初に出てきたのは海老のビスクのクレームブリュレ。ラスクがついてきて、クレームブリュレをつけて食べます。海老の濃厚な味のクリームですが、かなりわかりやすい海老の味でした。
フレンチタパス盛り合わせ
ビーツ、かぶ、ブロッコリー、桃のサラダの盛り合わせです。どれも普通な味ですが、安定していて爽やかな感じで美味しいです。
鮎のパテと炙り すいかの香り
本日のスペシャルです。鮎のパテと炙りがすいかと和えてあります。苦い鮎の肝のパテ、爽やかな鮎の炙りが瑞々しいスイカにぴったり。今までと違って、本格的なフレンチ、って感じのプレゼンテーションと味でした。
2人分に取り分けられて出てきたのは嬉しいです。
スープ ガルビュール
フランスバスク地方の郷土料理のスープです。白いんげん豆たっぷりにキャベツ、ニンジンなどの野菜、そして生ハム。生ハムの塩っぱさが良いアクセントになっています。
こちらも2人分になっていました。
次のドリンクはバスクのロゼにしました。
羊のラビオリ
一見、ネパールのモモかな?って思うようなビジュアルです。ラビオリ、というか餃子みたいな感じ。かかっているソースもトマトベースにクミンでモモのソースに似ていました。
東京軍鶏と海老のバロティーヌ
メインは軍鶏と海老のバロティーヌ。整形した軍鶏肉に海老のミンチを詰めて、香ばしく焼いた料理。焼き具合、焦げ具合が完璧。ちょっと和風な味な感じもしたでしょうか。こちらも2人分で取り分けてくれました。
プチプリンアラモード
連れのデザートはプチプリンアラモード。
食後酒はグラッパにします。
料理はゆっくり出てくるので合計2時間くらいかかりました。その間に客の出入りはあまりなく、常連さんっぽい1人のお客さんが来ていました。
ドリンクは2人で合計4杯、 前菜4品、温菜1品、メイン1品、デザートで1人8000円程。
この料理のクオリティと完璧なサービス、お洒落な空間でこの値段はお得だと思います。何度でもふらっと来てみたい店だと思いました。
エメ (ビストロ / 武蔵小山駅、西小山駅、不動前駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.9
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新橋厳選された絶品近江牛の希少部位が食べられる店 焼肉 近江牛肉店 別館
夏のとある日曜日の夜、スペインから来ていた友達と新橋の焼肉屋さんを探していて見つけた精肉店が運営している焼肉店 近江牛肉店別館に行きました。
完璧なカットで、状態の良い近江牛。色々な部位があり、部位ごとの微妙な違いも味わえて、大満足の店でした。
焼肉 近江牛肉店 別館
風情のある店構えです。
日曜日だった為か当日の直前に電話で確認したらすぐに入れるとのこと。2階のテーブルに案内されました。店内は半分ほどの客入りです。
こちらがメインのお肉のメニュー。
本日の近江牛5種盛り(白皿と赤皿)はメニューが壁の看板にありました。
一品物、野菜焼き、サラダのメニューです。
まずはチョレギサラダとナムルの盛り合わせを注文。新鮮な野菜でレベル高し。
最初は定番の上タン塩。きれいなお肉です。
ガスのロースターで焼いていきますが、手入れがちゃんとされている為か、火の調整が良いのか、焼きやすいです。
薄切りのタンですが、優しい味って印象。最初から期待が持てます。
そして、"白"の甘い霜降り希少盛り(1人1500円)を4人分です。
今回は上カルビ、三角バラ、プレート、ゲタカルビ、カルビを各自一枚づつです。
焼く前の肉を見ているだけで、肉の質が高いのがわかります。こんなにきれいなお肉はなかなか無いですね。さすが精肉店経営の店。
今回一緒に来たスペインの友達曰く、スペインでは赤身だけでは霜降りの肉は無いので、新鮮とのこと。どの部位を食べても驚きの美味しさって感じで、満足してくれました。
部位ごとに微妙に肉の旨味が違うのがわかります。さすがの食べ比べ。
何を食べても美味しいです。
マッコリを甕でいただきました。結構な量が入っていてCPも良いです。
ホルモン3種盛り合わせです。正直 ホルモンは他のお肉に比べて一歩落ちる味です。でも、普通、だと思います。他の肉が美味しすぎるせいでしょうか。
赤身2種です。らんなかとうちももでしたでしょうか。
赤身は肉自体の旨味を味わいやすいですね、肉のカットも部位によって変えていて、肉の美味しさを最大限に引き出す努力がされているように思いました。霜降り肉だけでなく赤身も美味しい店です。
近江牛は松坂牛、神戸牛などに比べると、肉の味が前面に出ておらず、じわじわっと美味しい、優しい味のお肉って感じであっているでしょうか。その味を十分理解して完璧に引き出している店だと思いました。
今までに行った数ある焼肉の店の中でもかなり上位の店でした。文句なしでおすすめです。
焼肉 近江牛肉店 別館 (焼肉 / 新橋駅、汐留駅、内幸町駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.9
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