二子玉川の高島屋でとんかつ 和幸系列の高級とんかつ 恵亭
二子玉川で買い物をした帰りに、とんかつの有名店大倉に行ったところ、品切れでぎりぎり入れませんでした。
頭の中はとんかつモードだったので、食べログで探して、高島屋の中にある、とんかつのチェーン和幸系列の高級とんかつ恵亭に行くことにしました。
高島屋のレストランフロアにあります。
ちょっと遅めの時間だったせいか、土曜日の夜でも半分ほどの客入りでした。
お膳のメニューがほとんどのようです。メインはとんかつが数種類にあとは揚げ物の盛り合わせ。
ほぼ2000円以上と高めの値段付けです。
牡蠣の盛り合わせ膳と和豚もちぶたのロースかつ膳にしました。
最初にお漬物が4種類出てきました。きれいに盛り付けられていて、食欲をそそります。平均的に美味しいですが、わさび味の昆布が特に美味しいです。
4種類もあると豪華な感じ。
とんかつ用のソース、大根おろし、そして、キャベツにキャベツ用の柚子ドレッシングが出てきました。キャベツ用のもう一種類のドレッシング胡麻ドッレッシングは最初から机にありました。
キャベツはシャキシャキで胡麻ドレッシング、柚子ドレッシング共によくあいます。
ドレッシングはちょっとジャンクな味で、おそらく、たくさん食べると飽きる味ですが、ドレッシングも2種類と飽きさせない工夫がなされています。
■和豚もちぶた ロースかつ膳 花 150g 2,570円
とんかつ、ご飯、豚汁が出てきました。150gで2570円とかなり強気な値段です。150gで一番大きいサイズですが、一般的なとんかつ店に比べるとちょっと小さいでしょうか。
粗めのパン粉のとんかつ。和幸らしく、網に載って出てきました。ソースをかけて一口。油が全然切れておらず、非常に残念。油っこすぎて、食べるのが辛いです。
とんかつは和幸とあまり変わらないでしょうか。とんかつ以外の漬物、ソース、ドレッシングなどで高級感を出して、この値段付けになっている感じです。
ソースだけでなく、大根おろしと和風だしもあったので、そちらに浸して食べたら、油っこさも緩和されて美味しく食べられました。
こちらは豚汁。普通に美味しいですね。
この店で美味しかったのはご飯。色々とご飯のお供があるので嬉しいです。
■牡蠣の盛り合わせ膳 2,160円
一口ひれかつ、海老フライ、牡蠣フライが3個。こちらのお汁はしじみ汁にしました。
とんかつと同じく油が切れていません。牡蠣フライ、海老フライ用にはタルタルソースも出てきました。まあ、ごく普通の洋食って感じです。
全体的に、チェーン店レベルですが、漬物、ソースなどバラエティーを増やして、豪華感を出している店って感じでしょうか。
恵亭 高島屋二子玉川店 (とんかつ / 二子玉川駅、二子新地駅)
夜総合点★★☆☆☆ 2.8
東京ドーム近くラクーアのアメリカのチェーンレストラン ババ・ガンプ・シュリンプ 東京
一昔前(1995年なので、22年前)のトム・ハンクス主演の映画「フォレスト・ガンプ」をテーマとしたエビ料理のレストラン、ババ・ガンプ・シュリンプ 東京。
アメリカを中心に世界に43店舗(2017/1現在)あるチェーンです。
レストランは東京ドーム近くのラクーアの中庭のライトアップされているプール、噴水の前にあります。
店の前にはフードサンプルのディスプレイ。
店内はいかにもアメリカのテーマレストラン風。土曜日の夜で8割くらいの客入りです。
レストラン、場所柄、外国人が目立ちますね。
かなり若いウェイトレスに案内されました。全体的にスタッフが若いです。
2人での来訪でしたが、窓際の小さな席に案内されました。中央の大きめ席がかなり空いていて、2人客が多かったので、どうしてだろう、と思いつつです。
冬でしたが、上着、荷物を置く場所もありません。
しかも、床は掃除されておらず、べとべとしているようで少し汚いです。
まずはドリンクを注文し、料理を選びます。
色々な調理方法のエビ料理がメニューにたくさん並んでいます。それ以外にもシーフード、ステーキ、パスタ、ハンバーガーなど、アメリカ料理が色々と。
■シュリンパーズネットキャッチ レギュラー 1910円
まずは当店自慢の、というシュリンプのビール蒸しにします。2種類の味、ケイジャン風味とガーリック風味のミックスにします。各10匹程度でしょうか。それなりの値段で、結構な量です。
殻ごと食べられるとの案内でしたので殻ごと食べてみましたが、食べられないことは無いですが、殻がちょっと気になる硬さです。全部そのまま食べるのはちょっと辛いので、固いところを避けて食べました。
ケイジャン味はちょっとスパイシーなケイジャン風味のパウダーを振りかけたのでしょうか。なんか、おもちゃみたいな味です。
ガーリックの方がエビの味が際立っていました。ただ、エビ自体はかなり大味です。
ビールのおつまみには悪く無いと思いました。ただ、これで1910円はかなり割高です。アメリカでも同じくらいの値段付けのようで、物価が安めの日本でも同じ値段のようです。
■シュリンピン "ディッピン" ブロス 1900円
こちらはウェブサイトを見る限り、アメリカのメニューにはなかった料理。
エビのスープにバゲットとご飯を浸して食べます。
メニューを見ていたら美味しそうだったけど、実物は豪華感が無い見た目です。ご飯かバゲットのどちらかでもよかったかも。
このスープ、インスタント感が強いですね。そこにちょっと本物のエビの味が加わった感じか。
別にまずくは無いのですが、これで、1900円はありえないです。
■フォレストシーフードフィースト 2340円
最後は揚げ物の盛り合わせです。
フライドシュリンプ、フィッシュアンドチップス、コールスロー、ハッシュパプスにカクテルソース、タルタルソース、レモラードソースです。
ウェイトレスが持ってきましたが、小さいテーブルだったので、置く場所がありませんでした。どの料理もアメリカサイズで無駄にお皿が大きいです。
しかもテーブルには何に使うかわからないバケツに入ったキッチンペーパー、ナンバープレート、ラケット型のドリンクメニューなどでかなりスペースが狭いです。
もう少し考えて、遅らせて出してくれてばいいのにと思いましたが、チェーン店では仕方ないのでしょうか。
ウェイトレスはバスケットを下に置きましょうか、と言ってきました。床はかなり汚く、本気かな?と思って、隣の空いているテーブルをつけてくれないか、とお願いしたら、大きいテーブルに移動してくれました。
フレンドリーではありましたが、ちょっといまいちな接客でした。
フライの盛り合わせですが、ごく普通に美味しいです。揚げ方が上手。各種ソースと良くあって、ビールが進みました。ただ、これで2340円は割高感がありました。
味もサービスもアメリカのチェーン店って感じですが、CPは悪いですね。
特筆して美味しい料理もなく、全体的にちょっと残念な時間になりました。
ババ・ガンプ・シュリンプ 東京 (アメリカ料理 / 後楽園駅、水道橋駅、春日駅)
夜総合点★★☆☆☆ 2.8
香港・マカオ4泊5日旅行 その3 香港で倫敦大酒樓飲茶、黄大仙祠で参拝、泰式火鍋
2017年の年始に4泊5日で香港とマカオに行ってきました。
1日目は香港空港からフェリーでマカオに向かいカジノホテルを散策しました。
3日目はフェリーで香港に戻り、倫敦大酒樓で飲茶、黄大仙で参拝し、泰式火鍋のディナーにしました。
タイパフェリーターミナルから九龍ターミナルへ向かいました。行きと同じCotai Jetです。行き先は香港島側の香港ターミナルが多いですが、今回泊まるホテルがある九龍ターミナル行きもある程度あります。
ザ パーキン ホテル -The Perkin Hotel-
フェリーターミナルからタクシーで向かって、まずはホテルへチェックイン。Hotels.comで予約して泊まったのはザ パーキン ホテル、The Perkin Hotelです。
尖沙咀の北の方、メインの通り、ネーサンロードからミラマーショッピングセンターの所を横に入って、階段を上がり、おしゃれな飲み屋が並ぶナッツフォードテラスに面したところにあります。
ナッツフォードテラスは車が入れるような道では無いので、タクシーで前まで行けないのが難点でしょうか。
ザ パーキン ホテル - 九龍のホテル、九龍のホテル予約 &PricesFrom から | ホテルズドットコム
ホテルはきれいな雑居ビルの中にあります。5星では無い5星ホテルの居心地、との事でしたが、正にその通りのおすすめのホテルです。
フロントは5階。きれいなフロントで、フレンドリーなスタッフ。ドリンクのサービスもあります。
こちらはダブルルームの様子。この時は一人一泊6500円程度でした。
窓からの風景。景色は良くはないですが、香港の街並みが見られます。
おしゃれな洗面台。全体的にスタイリッシュな店内です。
かなり居心地の良いホテルでした。
ビルの下のナッツフォードテラスにはバーがたくさんあるので飲みに行くのにも便利です。
倫敦大酒樓 ーロンドンレストランーで飲茶
ホテルで少しゆっくりして、遅めのランチは飲茶にしました。
ワゴンで持ってきてくれる店でネットで探し、有名店らしい、地下鉄の旺角駅にほど近い倫敦大酒樓にしました。
九龍のメインの通り、ネーサンロード沿いにあります。
かなり広い店内で、観光客風のお客さんもいましたが、大多数派地元の常連さんの様子です。
席に案内され、すぐにお茶を持ってきてくれました。お茶の選択肢は無いようです。
日本のガイドブックにも載っていて、観光客も多いようで、日本語のメニューもありました。
ワゴンで来る点心から選ぶ以外にもメニューから注文も出来ます。
なお、遅めの時間だったので、途中で移動ワゴンのサービスは終わり、厨房前のワゴンに、好きなものを取りに行くスタイルになりました。
こちらが注文用紙。口頭での注文でもOKです。
まずはチャーシューマン。美味しい肉まん。
ゆば蒸しとオイスターソース蒸し。点心らしくぷりっとしていました。
蒸し餃子の澄ましスープ。スープが美味しいです。
肉団子、と思いきや魚介の団子でした。これはこれで美味しいです。
海老蒸し餃子です。こちらもぷりぷり。
芋頭餅です。結構ボリュームあります。2種類のソースをつけて食べます。
最後に春巻き。こちらは日本のとは違いビスケットみたいな皮。具も乾いていて、想像していたものとはちょっと違いました。味もイマイチか。
この辺りで2人で満腹でした。これで1人2000円代程。豪華ではないですが、普通に美味しい地元の味って感じでした。
香港らしくかなりせわしない店内でしたが、接客も良く、大満足でした。
黄大仙祠
飲茶の後は香港で最大級の道教寺院黄大仙祠へ行きました。
旺角駅で日本のSUICAの様なオクトパスカードを購入し、地下鉄で黄大仙駅へ向かいました。
黄大仙らしく、地下鉄の駅は黄色です。
駅を出てすぐのところにあります。
駅前には土産物屋さんが並びます。
ここで寺院に供える線香のセットも購入しました。
土産物屋さんの風景。
門の前には12支の像。
メインの門。
ランプが飾られていました。
寺院で火をつけた線香を捧げます。3回礼拝して、3本づつ香炉に立てます。
寺院の前には、おみくじ、竹の筒筮竹(ゼイチク)があり、跪いて、占いたい内容を念じ、番号がかかれた竹の棒1本が出てくるまで振り続けて、出た番号は控えておきます。
寺院の近くの占いブースで(有料で)内容を聞くことができます。日本語が出来る人もいます。
占いの前に寺院を散策します。
廟がいくつかあり、ビルの谷間って感じの庭園もあります。
寺院のすぐ近くの占いブースが並ぶビルで先ほどのおみくじの結果を聞きます。日本語OKの占い師は4人ほどいました。安いのですが、おみくじの内容を日本語で読むだけで、あ、そう、って感じです。
連れは手相占いもしてもらいました。結構高いですが、選んだ占い師が悪かったのか、手相に関するネット上の資料を見せて説明し、適当に誘導尋問をして、って感じで、占い感はなく、微妙でした。
占いの後は黄大仙駅近くのモールで買い物をして、近所を散策しました。道路の逆側は住宅地で帰宅ラッシュでした。
香港のマンションの様子。
小腹が空いたので、ショッピングモールのマクドナルドでスナックにしました。
冬のメニューのフライドチキン、ざりがにのビスク、そして、コーンパイ。まあ、マクドナルドの味ですね。
この後は、2階建てのバスに乗りたかったので、ここからちょっとアドベンチャー、との事で、宿方面のバスで適当に戻る事にしました。たまたま来た九龍湾方面のバスに乗りました
iPhoneアプリMAPS.MEで位置を確認しつつ、30分ほどバスに乗り、賑やかそうなところで降りました。
MAPS.MEは海外旅行で大活躍のネット環境がなくても、オフラインでもGPSで(事前にダウンロードした地図上で)、今いる場所がリアルタイムにわかるアプリです。
九龍湾は賑やかといっても遅い時間だったので閉まっている店が多かったです。
街中にたくさんある漢方茶の店でお茶を頂きます。
近所のショッピングモールに行ったり、海沿いの公園で休憩したり、ぶらぶらしていると火鍋の店の看板があったので入ってみました。
鴻福海鮮四季火鍋で泰式火鍋
メインの道をそれてちょっと行ったところにあります。
お客さんもたくさんいて、活気があって良い感じ。
火鍋を食べている人と焼肉を食べている人がいました。炭火の七輪が美味しそうです。
英語を少しだけ話せる店員が来てくれました。メニューは中国語のみですが、漢字なのでなんとなくわかるような気がしました。
おすすめを聞いてみると、スパイシーがいいか?と聞かれたので、少し、と答えると泰式火鍋を勧められました。
ビールを飲みながら待っていると、七輪をテーブルに持ってきてくれました。
スープが入った鉄鍋にディッピングソースが出てきました。
こちらがスープが煮えた様子。少し味見をしてみるとココナッツが入っていてちょっとエスニックな味です。
タイ風?と連れと話していて気がつきました。泰式=タイ式だったんですね。
香港風鍋を食べる気満々だったので、ちょっと残念、と思いましたが、スープの味は今でも時々思い出すほどの絶品でした。コラーゲンたっぷりの骨つきぶつ切りの豚肉、鶏肉、人参、とうがらし、にんにく、そしてとうもろこしが入っていて、全体が調和したスープ。
このままでは食べるものはないので野菜と肉を頼みました。
野菜は店員も説明できないらしく、厨房でどれが良い?とのことで、クレソンっぽい野菜を選びました。
お肉は豚肉の薄切りと鶏肉のぶつ切り、そして、豚の筋肉の削ぎ切り。
豚肉の薄切りは普通に美味しいです。
絶品だったのが豚の筋肉。写真を撮るのを忘れましたが、一見、豚トロっぽい赤目の脂が多い見た目で、少し鍋で煮ると豚の旨みと脂の味が調和して最高でした。さわやかなディッピングソースに浸すと脂っぽさもまったくなく、さらに美味しかったです。
鶏肉はかなりの量でしたが、鶏の味があまり感じられず。悪くはないのですが。
せっかく香港にいるのに、鍋の種類を間違えたか、と思いましたが、鍋自体は非常に美味しく、また、食べてみたいと思いました。
店内の雰囲気、店員の感じも良かったです。適当に入って、大当たりって感じでした。これで一人2000円も行きませんでした。
帰ってからネットで調べると映画インファナル・アフェア2のロケでも使用された店でそれなりに有名だそうです。日本語の紹介記事があって驚きました。
九龍湾からはタクシーでホテルに戻りました。デザートはナッツフォードテラスへ続く階段の下にあるアイスクリームにしました。
かなり甘いです。
寝る前にナッツフォードテラスで一杯。
香港・マカオ旅行4日目に続きます。